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VTuberグループ「にじさんじ」が二次創作ガイドラインを新たに制定 「安心して二次創作活動を行えるようにするため」

他のVTuber企業や団体でも利用可能なパブリックドメインとして公開しています。

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 月ノ美兎などの人気バーチャルYouTuber/バーチャルライバーが所属する「にじさんじ」を運営するいちからは6月17日、同プロジェクトの「二次創作ガイドライン」を新たに制定したことを発表しました。

 同社は、これまで二次創作活動とその販売に関して曖昧な面が多かったことで、一部でクリエイティブな活動が抑制されてしまうことがあったとして、より多くのファン、クリエイターが安心して堂々と二次創作活動を行えるようにするため、今回新しいガイドラインを作成。そしてユーザーがこれらの利用条件などを順守することにより、「これまで以上に、二次創作活動に対して寛容かつ肯定的な姿勢を取ることができます」と、二次創作文化に対する考えも明らかにしています。

 ガイドラインでは、「公式作品と誤認を招く可能性のないよう」など利用条件を定め、「原則として趣味の範囲の活動であれば、本コンテンツの二次創作作品を販売することができます」など二次創作作品の販売についても言及しています。

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 また、VTuber文化・VTuber業界全体の発展を目指すための施策として、弁護士監修の元作成した同ガイドラインをパブリックドメインとして公開。「本ガイドラインを通じてVTuber文化を縦にも横にも広げ、ファンの皆さんと共に発展させていくための一助となれば幸いです」とコメントしています。

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