ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

「SSSS.GRIDMAN」公式、二次創作ガイドラインを公開 「同人活動の範疇を超えていると判断したもの」は販売差し止め対象に

騒動を受けて公開しました。

advertisement

 GRIDMAN製作委員会が11月1日、放送中のアニメ「SSSS.GRIDMAN」の二次創作ガイドラインを公開しました。

 主な注意事項は3点。同作の作中素材(画像、映像、ロゴ、音楽、シナリオ)をトレースして使用することの禁止。公序良俗に反するものや、他者の権利を侵害するものの禁止。そして、営利・商業目的での同人活動の範疇を超えた同人商品は販売差し止めなどの対象になる場合があると警告されている点です。



 同作を巡っては、10月末ごろから「抱き枕」の販売を準備していたサークルが、権利者からの申し立てにより販売中止になる事案が発生。さらに有償のクリエイター支援サイト「ファンティア」「pixivFANBOX」に同作の二次創作イラストを掲載していた作家が、同じく権利者からの問い合わせを受け、イラストを取り下げる事案が発生していました。

 上記事案に加えて、同作を製作する円谷プロダクションが以前から公式サイトで公開していた「よくある質問」に、「Q.円谷プロ作品を元に自分でイラストや動画、書籍、レプリカなどを作成し、インターネットや同人誌、イベントなどで公表しても良いでしょうか?」「A.弊社が許諾していない限り、公表いただく事はできません」との記載があったことなどから、一部ファンの間では同人活動が一切禁止なのではないか? との疑念も広がっていました。

 今回の製作委員会の発表はこうした混乱を背景に発表されたもので、少なくとも一律で禁止する強硬姿勢ではないことを示した形になります。


「SSSS.GRIDMAN」公式、二次創作ガイドラインを公開 「同人活動の範疇を超えていると判断したもの」は販売差し止め対象に (C)円谷プロ (C)2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る