「トイ・ストーリー4」監督、新作への“プレッシャー”に言及　唐沢寿明＆所ジョージはウッディ＆バズに似ている？（2/2 ページ）

　さらに、今作が描くエモーショナルな結末は「ウッディとバズの友情なくしては描けなかった」という監督。マークも「これまでさまざまな困難を乗り越えてきたウッディとバズの友情が、今までになかったレベルでテストされるものになっている」と過去3作に通ずるものがあるとしました。

　イベント中盤では、ダイアモンドユカイさんが「自分の人生の一部」だとする主題歌「君はともだち」を披露した他、唐沢さん、所さん、竜星さんも登場。約23年間ウッディとバズを演じ続けている唐沢さんと所さんは、「最初はウッディがバズに対して嫉妬している所から始まって、今作では大人の関係になってましたね」（唐沢さん）、「唐沢さんは性格がウッディそのものなんだよ。私は、バズに合わせにいく感じになってきた気がする。思い込みだけで動いてるんだよね」（所さん）と感慨深い様子でコメントを発表。

　所さんは、同シリーズの見どころを「ストーリーやキャラクターは子どもが見ても楽しめると思うけど、映画全体は作り込みが細かいので大人向けだと思う。影とか風が吹いている感じとか、一場面一場面、きちんと絵になっているような。素晴らしい」と絶賛。「額に入れたいくらい。何枚かもらえないかな？」とおねだりすると、監督から「もちろん！」とまさかの返答が帰ってきていました。言ってみるもんだ。

　終盤では、ボニーがごみからフォーキーを作り出したように、全員で“巨大フォーキー”を作成。思い思いにオリジナルのフォーキーを作る中、発明家、作家などさまざまな活動を行っているクリエイティブな所さんは、他キャストの手助けをしたり、機転を効かせたりとまるで美術監督のような振る舞いを見せていました。仕上がりについてフォーキーの吹き替えを務めた竜星さんは「フォーキーは手作りおもちゃだから、オリジナルで作るのはいいですね」と満足げな様子で、唐沢さんも「これ楽しい」と笑顔を見せていました。