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「私が好きなのはモブ田くんだけ」「モブ男は俺のモノだ」 モブキャラが超モテる漫画でラブコメの法則が乱れる

脇役にだっていいことあるさ。

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 何気ないひとことでヒロインの恋心をあおったり、その平凡さで主人公を引き立てたり――ラブコメでは名もなき人物が地味に活躍するもの。そんな「モブキャラ」にスポットを当てた漫画が、Twitterで好評を博しています。

縁の下の力持ちに徹するつもりが……あれっ

 物語は目の代わりに「モブ」と描かれた男「モブ田モブ男」のモノローグで始まります。彼は正真正銘のモブでありつつ、その役割を自覚しているメタな存在。台本に従って、ヒロインの「広井」に「最近あいつ(主人公)と仲良いよなー、実は好きなんだったりして!」などと声をかけます。あっこれ、ヒロインが否定しながらも主人公を意識し始めるパターンのやつかな?

 ……とおもいきや、広井は「私が好きなのはモブ田くんだけだよ……!」と、赤面しながら告白してきました。台本とまるで違う展開に戸惑い、モブ田は逃げ出してしまいます。

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 彼は慌てるあまり、広井のライバルキャラ「雷場(らいば)」にぶつかってしまいました。彼女は誇り高く、普通の漫画ならばモブを相手にしなさそうな美人です。ところが、そんな彼女すら「私と付き合ってくれたら許してあげる」と言い寄ってきて、モブ田は大混乱。頼れる相手が主人公の「攻木(せめき)」しかいなくなり、一部始終を打ち明けます。

 すると攻木まで、「モブ男は俺のモノだ。誰にも渡さねぇ」と告白。迫って壁ドンを決め込んできました。かくして、何の理由もなく主要キャラ全員に好かれてしまったモブ田は、3人からひたすら逃げ続けるのでした。うらやましくも思えるシチュエーションですが、理由なしにモテるのも怖いかもしれませんね……。

 漫画には「まさかの展開」「モブが勝ち組な世界、いい」などと好評。その一方で、「モブとはなんぞや」「最初にモノローグで名乗れている時点でモブじゃないのでは」など、困惑する声も散見されます。なお、モブ田にほれた3人では攻木が人気のようで、作者のくろたま(@krtmgpl)さんが設けたアンケートでもダントツの1位でした。

くろたまさんはpixivコミックで『キレップルの日常』を連載中。著作に『社畜に死神が憑く案件』や『表情筋死んでる系方言男女』などがあります

作品提供:くろたま(@krtmgpl)さん

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