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令和になっても走れ走れ~ 「いすゞプラザ」で大正・昭和から働くトラックに会ってきた(2/7 ページ)
凝った展示で「乗りもの大好きっ子」ならば一日楽しめます。
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「いすゞのくるまづくり」エリアも物流への愛がある
続いて「いすゞのくるまづくり」エリアに行きましょう。
動くミニチュア車で構成された街のジオラマが超すごい! 40台以上のミニチュア車が自律して走行しています。ジオラマの世界で火事が起こったら、消防車や救急車が現場に駆け付けます。まるでゲーム「シムシティ」の画面を見ているかのようです。
クルマだけでなく、よく見ると建物や町に住む人々のディテールもすごい。担当者さんによると、製作時に「運ぶを支えるシーン」を100項目以上考え、それらを一つ一つジオラマ内で形にしていったそうです。
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各展示は子どもにも見やすいように少し低い位置にしてあるという、優しい配慮も。2階の廊下の壁には、歴代のいすゞのコンセプトワードを美しくデザイン配置し、訪れた人を少しも飽きさせません。
2019年現在、国内で販売されるいすゞ車は商用車のみなので、プロドライバーでなければいすゞのクルマを運転する機会はないかもしれません。しかし、私たちの生活を支えるトラックやバスは無意識だとしても目にしない日はなく、何よりスーパーやコンビニのような私たちの日々の生活に必要なお店も毎日絶え間ない物流業の人たちに支えられて成り立っています。間接的だとしてもお世話になっていない日はありません。
物流とはたらくクルマの過去、現在、未来を感じられるいすゞプラザ、一度訪れてはいかがでしょう?
いすゞプラザ
- Webサイト:https://www.isuzu.co.jp/plaza/
- 入館料:無料
- 開館時間:10時~17時 (受付16時まで)
- 所在地:神奈川県藤沢市土棚8
- 休館日:日・月曜日(祝日の場合は翌日)、火~金曜日は完全予約制、ゴールデンウィーク、夏季休暇、年末年始
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