ニュース
気象庁が「避難すべき」大雨危険度になったら通知をするサービス開始 「特務機関NERV」のゲヒルンなど民間5業者と協力
Yahoo! JAPANアプリやお天気ナビゲーターWEBなどが対応済み。
advertisement
気象庁は、大雨災害の危険度が高まったときにプッシュ型で通知するサービスを開始すると発表しました。Yahoo! JAPANアプリ、お天気ナビゲーターWEBがすでに対応しています。
災害情報の速報通知に定評がある「特務機関NERV」アカウントを運営するゲヒルン株式会社も参画する
気象庁は、土砂災害や洪水・浸水といった大雨災害の危険度を地図で示した「危険度分布」を発表しています。しかしながら、今までの方式では、危険度が高まっていても気付きにくいとの指摘があり、プッシュ型通知サービスを開始することにしました。
プッシュ通知は民間事業者5社と協力して実施。ユーザーが登録した地域の危険度が高まったときに、スマートフォンのアプリやメールなどで通知します。
advertisement
危険度分布が示す危険度は5段階。【1】今後の情報等に留意、【2】注意、【3】警戒、【4】非常に危険、【5】極めて危険の段階があります。通知タイミングはアプリによって異なりますが、気象庁の例示によると、ユーザーが登録した地域に【4】非常に危険が出現したときに通知されます。
【5】極めて危険のレベルになると、道路の冠水や土砂崩れにより、すでに避難が困難となっているおそれがあります。【3】警戒、【4】非常に危険の段階での避難が重要です。
リリース時期は会社によって異なります。準備が整い次第順次、通知サービスが開始されます。
- ゆれくるコール【2019年9月リリース予定】(アールシーソリューション株式会社)
- 【2019年9月リリース予定】(ゲヒルン株式会社)
- お天気JAPANアプリ【2019年8月1日リリース予定】(株式会社島津ビジネスシステムズ)
- お天気ナビゲーターWEB【2019年7月10日リリース】(日本気象株式会社)
- Yahoo!JAPANアプリ【2019年7月10日リリース】(ヤフー株式会社)
(高橋ホイコ)
関連記事
「江戸時代にもしGoogleマップがあったら」 1840年ごろの東京周辺地図をGoogleマップ風に再現
見てるだけでワクワクしてくる。グーグル、災害情報を表示する「SOSアラート」を強化 Google マップへの警告表示機能も提供予定
災害時に役立つ検索エンジン。あなたはNERV派? WILLE派? 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」アプリ配信開始 映像解禁“0706作戦”詳細も
究極の選択。ヤフー、キリンなど17社とNPO、災害時支援のためのアライアンス「SEMA」結成
加盟企業・団体が持つ物資・サービスなどをリストとして集約し、災害発生時に被災地に届ける。災害時に役立つ知識がたくさん 無印良品の防災マニュアルが注目集める
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.