トランプ大統領もここで見学 海自の艦艇見るなら横須賀基地! 護衛艦「はたかぜ」の艦艇公開に行ってきた(2/3 ページ)
カッチョイイ艦砲から懐かしさを感じる備品まで盛りだくさん。
左舷側には武装の他に意外な備品がある
艦首の武装に続き、今度は左舷から艦尾に誘導されます。途中にはアスロック装置と同じく潜水艦に使用する「3連装短魚雷発射管」や対艦ミサイル「ハープーン」などがありました。
魚雷発射管近くで、ふと面白い備品を見つけました。「有線テレビ接続箱」と書かれています。通りがかった自衛官に聞いたところ、「(アナログ?)テレビ放送を受信するさいに、そのケーブルなどを接続する設備、だと思う」と自信なさげな様子。はたかぜ内にあるテレビ設備はずいぶん前にデジタル放送に対応済み。使っているのを見たことはほとんどないそうです。
さらに通路を進み、ようやくはたかぜの艦尾に到着します。はたかぜはヘリコプターの着艦ができるように、艦尾に広いスペースが設けられています。配置してある武装は艦首にもあった艦砲のみ。こちらの艦砲は位置も低いので、近くで様子をじっくり見られました。
展示以外にも見どころは盛りだくさん!
今回のイベントでは、艦艇公開以外にも横須賀基地所属の潜水艦「うずしお」の艦上を歩いたり、横須賀基地で保管している備品を見学できたりしました。
見どころいっぱいの艦艇公開。しかし同じくらいありがたかったのが、基地内を案内してくれた自衛官の姿です。自衛官と聞くと、もしかして近寄りがたいイメージがあるかもしれません。しかし実際に基地の公開見学に行ってみると、自衛官の人柄の良さや、素の姿も見られます。そんな姿を見れば、自衛隊に対するイメージもまた変わってくる気がします。
横須賀は日本海軍の時代から軍港として栄え、現在も海上自衛隊との関連が深い街。今回のように横須賀内で行われるイベントに合わせて艦艇公開が実施される場合も多いので、機会があれば、以前紹介した「横須賀海軍工廠ゆかりの施設 ヴェルニー記念館」も含めて気軽に見学しにいってみてはいかがでしょうか?
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