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深海で“メダケイカ”を発見 研究者たちも「なにこれ」「めっちゃかっこいい」と興奮
研究者たちが楽しそうでなにより。
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海洋探査を行っている探査船「ノーチラス号」の研究者たちが、太平洋離島海洋国立モニュメント(米国)のジャーヴィス島付近の海山で、珍しいイカを発見。その様子を「ノーチラスライブ(NAUTILUS LIVE)」にて公開しました。研究者たちの「Wow」や「Oh」が、このイカがどれほど希少なものかを物語っています。
見つかったのは「メダケイカ(Asperoteuthis mangoldae)」。ノーチラスチームが、遠隔操作型の無人潜水機「ヘラクレス(Hercules)」を使って水深約930メートル付近を調査しているときに発見しました。メダケイカは最近発見されたばかりの深海種で、生きた姿を見られたのはこれが初めてです。
木の葉のような尾と小さなヒレを使って優雅に泳ぐメダケイカを発見した研究者たちは「なにこれ」「めっちゃかっこいい」と口々にコメント。「イカみたいに見えるけど上についているのは何?」と観察を続けていると、メダケイカは異変に気が付いたのか、キューッと細く赤くなって素早く逃げ出します。その際にイカスミもプシュッと噴射。メダケイカの一挙一動に「Oh my god」「Wow」と声を上げる研究者たちがなんだかかわいいです。
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ノーチラスチームは、こうしたライブ動画をYouTubeにて次々と公開しています。これからも珍しい深海生物が見られるかもしれません。深海好きはお見逃しなく。
(春夏冬つかさ)
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