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アメリカ海洋大気庁(NOAA)が2018年に行った海底調査で、メデューサみたいなクラゲの仲間が撮影されました。
毒々しくも美しい、クラゲの仲間です
場所はプエルトリコ南西部の海岸沿い、ラ・パルグエラ南部の海底。この生物は深さ1015メートルの場所をぷかぷかと漂っていたようです。
まるで水中に咲く花火、あるいはギリシア神話に登場するメデューサのようなド派手な色をしたクラゲにナレーションの2人も大興奮です。
このクラゲに似た生物は、今回調査を行った大西洋だけではなく太平洋でも何度も目撃されています。しかし深海付近という場所柄、今までは生息地が異なるただ似ているだけの生物なのか、それとも同じ生物なのか見分けることすら困難でした。
しかし近年はカメラの性能が良くなり、高解像度でその姿や行動を記録することができるようになりました。そのおかげで似たような生物であっても、しっかりと種を分類できるようになってきたそうです。
海底にはまだまだ見たこともない、未知の生物が生息しているようです。次はどんな生物が発見されるのか、NOAAの活動から目が離せませんね。
(三日月 影狼)
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