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Pinterest、ワクチン関連の検索結果に公的機関の情報を表示
検索結果に世界保健機関(WHO)、米国疾病管理予防センター(CDC)、米国小児科学会(AAP)などの情報を表示。
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写真共有サイトの米Pinterestは、ユーザーがサイト上で「ワクチン」関連情報を検索すると、公的機関からの信頼できる情報を提示するアップデートを行ったと発表しました。
Pinterestで「measles(麻疹)」「vaccine safety(ワクチンの安全性)」などのキーワードを検索すると、世界保健機関(WHO)、米国疾病管理予防センター(CDC)、米国小児科学会(AAP)などの情報が検索結果が表示されます。編集部で試してみたところ、日本語版は対応していないもよう。
同サービスでは2018年、健康関連の有害な誤情報にユーザーがアクセスしないよう、ワクチン関連の検索結果の表示を停止する決定を下しました。新たな検索機能では、公的機関からのコンテンツのみ表示します。
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なおTwitterでは5月に、「ワクチン」関連のキーワードを検索すると厚生労働省の予防接種情報に誘導する施策を導入しています。
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