ニュース

死んだ彼に話し続ける彼女と正気に戻ってほしい彼 届かない思い描く漫画に「切ない」「心が痛い」

とても悲しいけど彼女の気持ちも少し理解できてしまいます……。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 パートナーの死を受け入れきれないでいる彼女と、心配で声をかけ続ける亡くなった彼を描いた短編漫画『届かない』が、悲しみで溢れています。


死んだ彼と、彼に話し続ける彼女の思いがつらすぎる……

 「連休どうしようか?」と、目の前に座っている彼に話しかける彼女。「温泉旅行とかも良いかもね」と楽しそうに連休の計画を話していますが、目の前に彼はおらず、セーターがかかっているだけです。彼は彼女の後ろにいます。そして「僕はもう死んでるんだよ」と言葉をかけるのです。


生きている時はとても仲が良かったのかもしれない

 セーターに向かって笑いかけ続ける彼女に、目を覚ましてくれ、君の人生を生きてくれと訴え続ける彼。「でも僕の声が聞こえる事はない……」と嘆くしかありません。しかし彼女は自分がセーターに話しかけていることを分かっています。

advertisement

彼女が心配であの世に旅立つこともできない……

 彼の言葉は全て彼女に聞こえています、でも、聞こえないフリをして狂ったようにしてみせれば、彼は心配なあまりそばにいてくれるのです。彼をだましていることも、彼の願いも分かっているのでしょう。それでも「許して」と涙を流すこと以外、今の彼女にはできないでいるのでした。


彼が側にいなくても平気になる日は、いったいいつ訪れるのでしょうか

 狂ったフリをしていると言いますが、死んでいても良いから側にいてほしいと思う彼女は、もうすでに狂っているのかもしれません。しかし愛した相手が突然亡くなったときに、正常でいられる人がどれほどいるのかと考えると、彼女の身勝手さを責めることは難しいのではないでしょうか。

 漫画には「鳥肌立ちました」「彼女の考えはまさかの展開」「彼女の気持ちが痛くて言葉が出ない」などの、切なくとも感動したという感想が届いています、

 作者は漫画家の江戸川治(@edoosam)さん。少年ジャンプ+で『ホウキにまたがる就活戦争』(全3巻)、『仁義なき吉田家』(全2巻)を連載。Twitterでは短編漫画を投稿しています。

画像提供:江戸川治(@edoosam)さん

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】