レビュー
黒木華「凪のお暇」凪の勝利を信じたゴン(中村倫也)、凪の敗北を見抜いていた慎二(高橋一生) ゴンの苛立ちにグッときた(2/2 ページ)
かつて好きだったストレートヘアの凪を見て「負け」を確信した慎二。
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「僕たちの結婚資金を貯めているんです」(慎二)
実家に帰省した凪。タイトルマッチと意気込んでいたものの、結果はボコボコにやられる秒殺KO負けだった。「凪の幸せが私の幸せ」と言いながら、圧を掛けて遠回しにお金を無心する母。帰京した凪が着るTシャツには「Mummy and Me」とプリントされていた。Mummy(ミイラ)とMommy(母親)は響きが同じ。
そんな彼女の前に北海道から夕がやって来た。
「何、そのみっともない格好は。住んでる場所ってここ? 会社はどうしたの? 今日、平日よね?」(夕)
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そこに、ものすごい勢いで颯爽と現れたのは慎二だ。
「申し遅れました。僕、凪さんと同じ会社で凪さんとお付き合いさせていただいている我聞慎二と申します。僕たち、今、有休消化中なんです。このアパートに引っ越したのは、凪さん、お金を貯めたいって言ってくれていまして、その……僕たちの結婚資金を。ご挨拶が遅れて大変申し訳ありませんでした。どうか、ご心配なさらないでください」(慎二)
“営業のエース”が発揮する口八丁手八丁。その場の空気を読み、凪のピンチを取り繕うのだ。でも、何の解決にもなっていない。
「で、いつお会いできますの? そちらのご両親には」(夕)
そういえば、北海道へ発つ凪に慎二は「空気読んでる時点で負けてね?」と言っていた。慎二の機転はさすがだが、この母親は手強い。
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