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何これ、月面探査機……!? 飛ぶの? ヤマハが「謎の自律移動車」を世界初披露 東京モーターショーで公開【画像14枚】(1/2 ページ)

あれだ、フリーザ様専用小型ポッドのベース機かもですよ。

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 ヤマハ発動機が、第46回東京モーターショー2019(2019年10月25日~11月4日)の出展概要を告知。「人はもっと幸せになれる」をテーマに、世界初披露のワールドプレミア6モデル、日本初披露のジャパンプレミア2モデルを含むバイク、LMW車、電動スクーター、電動アシスト自転車、自律ビークルの全18モデルを出展します。

何これ?「月面探査機かな?」 何だかワクワクするデザインの自律移動車「Land Link Concept」

 まずは、「は? 何コノカタチ? 乗りもの……?」と一見するだけではよく分からない謎の出展予定車が「Land Link Concept」です。


月面探査機のようなスタイルの自律走行車「Land Link Concept」

 Land Link Conceptは、周囲をセンシングしながら自由に移動できる「自律ソリューションビークル」と謳われています。AI画像認識によって自らが走路を判断し、障害物があれば自ら避けて走行。それぞれの車輪が操舵し、駆動もすることで高い走破性を持ちます。

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 用途は現段階不明で、詳細は会場で示す予定ですが「人と共に作業するために必要な器用さを持ち合わせている」としているので、貨物を望む場所へ運んだり、荷物を積んで後をついてきてくれたり……など、物流や工場などの産業用途への活用が想定されるようです。介護需要や交通へき地や山道などでの移動補助用途もあるかもしれませんし、フリーザ様が乗る小型ポッドのようなヤツに変身する新基軸のイカす乗りものなのかもしれません。ぜひ会場で実物をチェックしましょう!

スポーツ志向の電動スクーター、e-bikeも 「電動二輪」を多数出展

 続いて、バイク/二輪車のEV化がいよいよ本格化することを予感させるコンセプトバイクの2台「E01(イーゼロワン)」と「E02(イーゼロツー)」です。


都市間移動に向けた125ccサイズの電動スクーター「E01」(画像:ヤマハ、以下同)

 E01は、125ccスクーターをEV化した都市間移動向け電動バイクです。急速充電でき(DCのCHAdeMO対応でしょうか)、日常ユースでの実用性と従来のスクーターを上回る走りの上質感を両立するとしています。

 もし、これが既存の原付二種スクーターと大きく変わらない価格帯で市販される時代が来たら、新世代の“通勤快速車”の座はこちらになりそうです。

 E02は、50cc原付一種スクーターの代替を担う電動スクーターのコンセプトモデルです。

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都市内移動を想定した50ccスクーターサイズの「E02」

 ヤマハは既にレトロポップな「E-Vino」など電動スクーターを幾つか商品化していますが、E02も「EVをより楽しく、より身近に感じる新しい価値を提案するモデル」として提案するようです。

 気軽な個人用街乗りEVとしては、趣味用、通勤用の他に、屋根ありや荷物スペースもある営業用といったバリエーション展開もあり得ます。また、日本ではバイクの駐輪場問題(クルマと違って、駅前に停められる場所が極めて限られる)がかなり深刻なので、個人用もいいですが、カーシェアならぬスクーターシェア(関連記事)のような新しいサービス用として普及してくれるのにも期待したいですね。

 最後は自転車。レース向け電動アシスト車「YPJ-YZ」も参考展示として世界初披露します。ヤマハは「PAS」シリーズを軸に日本ではママチャリ型における電動アシスト自転車でもよく知られるメーカーですが、昨今欧州圏で勢いを増しているスポーツ車を電動化した「e-bike」の流れにも積極推進していく考えです。


スポーツ車を電動化した「e-bike」市場に向けた電アシスポーツモデルの最新型「YPJ-YZ」。ロードモデル「YPJ-R」新モデルもそろそろ出てほしいところ

 YPJ-YZは、モトクロス競技車「YZ」を連想させるマウンテンバイク型の電アシスポーツ車。2本のダウンチューブでバッテリーを挟み込む独自のレイアウトとし、デザイン性をかなり高めました。美しく、強そうです。

相変わらずカッコイイLMW「NIKEN GT」、電動ビーノ「E-Vino」などの注目市販車も要チェック


欧州仕様のフラッグシップ車「YZF-R1」

テネレ 700

NIKEN GT

YZ450FX

TY-E

TRITOWN

E-Vino

YPJ-XC

パーソナルコミューター「YNF-01」

進化型の電動アシスト車いす「JWX-1 PLUS+」

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