ニュース

東京モーターショー2019、“そこそこ現実的”な「近未来のクルマ・乗り物」まとめ【写真26枚】(1/3 ページ)

「お子さまも多分ワクワク」。いつかはこれらが普通になりそうです。

advertisement

 2019年11月4日まで第46回東京モーターショー2019が東京・有明の東京ビッグサイト及びりんかいエリアで開催されています。


東京モーターショー2019(青海会場)

 東京モーターショーは日本国内で開催されるクルマの見本市としては最大級のイベント。国産メーカーを中心に多くの新型車やコンセプトカー、さらには「交通社会の未来の姿や技術」が披露されます。数年後から数十年後の未来のクルマ、社会はどう変わっていくのでしょう。近い未来、私たちは、あるいは私たちの子どもたちはどんな乗りもので移動しているのでしょう。

 今回は東京モーターショー展示車の中から“そこそこ現実的”なだけにワクワクする「近未来のクルマ」「近未来の乗り物」を紹介します。

advertisement

続々登場、いろいろな「EV」

 まず、未来のクルマとしては比較的近い存在と思われるのがEV(電気自動車)です。


マツダのEV「MX-30」

 「移動は全て電動の自動運転車で」という時代はまだ数十年は先ですが、EVで先行する日産「リーフ」やテスラ「モデル3」などの市販車をはじめ、いよいよその普及に向けて本腰を入れるメーカーが増えてきました。今回の東京モーターショー2019でもホンダ初の量産EV「Honda e」(関連記事)が日本初公開された他、マツダも同じく同社初の量産EV「MX-30」(関連記事)を発表しました。

 また、ほとんどの自動車メーカーのブースに何かしらの形でEVの展示があること以上に「いよいよEVの時代が来るんだな」と感じたポイントは、“EVというジャンル”ではなくなってきていることです。

 今でこそコンパクトハッチバック、セダン、SUVなどいろいろなジャンルのクルマに搭載されるようになったハイブリッドシステムですが、最初は「プリウス」や「インサイト」のように、限られたハイブリッド専用車種でのみ搭載されるもので、環境性能に特化したエコカーだけのものでした。でも、今は違います。かなり「当たり前」になりました。


【写真あり】「ヴィッツ」から車名が変わるトヨタの新型コンパクト車「ヤリス」(2020年2月中旬発売予定)。ハイブリッドシステム搭載モデルを普通に設定する

コストパフォーマンスを求める軽自動車もEVに「ニッサン・IMk」

レクサスも以後全車種の電動化を宣言。EVコンセプトモデルの「LF-30 Electrified」

メルセデス・ベンツのEVコンセプト「VISION EQS」。また、メルセデス・ベンツの小型車ブランドであるスマートは、今後発売の全てをEVとする「電動車専用ブランド」になった

 同じことがEVでも起き始めているようです。例えばマツダ「MX-30」や日産「アリア コンセプト」(関連記事)はSUV型のEVですし、レクサスの「LF-30 Electrified」(関連記事)やメルセデス・ベンツの「VISION EQS」のように高級車のEV化に向けたコンセプトカーも登場しています。

advertisement

 特に驚いたのは、日産が発表した軽乗用車のEV「IMk」(関連記事)です。一応コンセプトカー扱いの展示ですが、「市販前提」で開発を進めているとのこと。経済性に優れた軽自動車が、その特長を持ったままEVになったら、日本でもいよいよ本格的にEVが普及する時代がやってくるのではないでしょうか。

2分で見る「東京モーターショー2019」ダイジェスト
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  5. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  6. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  8. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  9. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  10. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】