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新語・流行語大賞候補の「おむすびころりんクレーター」って何?

語感がかわいい。

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 その年最も盛り上がった新語・流行語を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が発表され(関連記事)、中でも「おむすびころりんクレーター」という言葉が「何?」「語感が好き」など反響を呼んでいます。では「おむすびころりんクレーター」とはとは何なのでしょうか。

 「おむすびころりんクレーター」は、惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「Ryugu(リュウグウ)」に生成した人工クレーターの名称(愛称)。2019年4月に、人工クレーターの生成に成功したことをJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が発表しました。

人工クレーターの名称(JAXAの発表資料

 ではなぜ「おむすびころりん」なのか? リュウグウの命名テーマは「子供たち向けの物語に出てくる名称」となっており、既に「ウラシマ」「サンドリヨン(シンデレラのフランス語)」「キビダンゴ」など、昔話や童話にちなんで名付けられたクレーターがあります。

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 おむすびころりんクレーターは、おとぎ話の「おむすびころりん」が由来。付近にあるおにぎりのような形の岩が転がり落ちそうな窪地であるため、このような名前がつけられました。付近の大きな岩は「おにぎり岩」と名付けられています。

リュウグウの地名地図(JAXA「リュウグウ表面の地名が決定!」から)
「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語(公式サイトから)

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