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相談者は妻を殴って勾留10日間のDV夫 アドバイスは意外にも「離婚しない」方向に……?「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

暴力は振るうけど、犬の世話も家事もやる「言うことない夫」だと。

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 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月~金曜11時~ 配信)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは11月15日(金)放送の今井通子パーソナリティー回。「妻と離婚した方がいいのか?」という直球の相談だが、なんと相談者は、妻に暴力を振るって留置所に10日間も入れられていた直後だった。

パーソナリティ:加藤諦三(評論家)、今井通子(作家・登山家)、ドリアン助川(作家・ミュージシャン)、柴田理恵(女優・タレント) イラスト/北村ヂン

犬を蹴った妻を蹴る相談者

 相談者は46歳男性。結婚9年目の妻が46歳。妻の連れ子がふたり同居していて、長女26歳、次女23歳。

 「先月、私が酔っぱらって帰って、ちょっとケンカになりまして。警察沙汰にもなりまして、留置所にも行きまして。まあ10日で出てきたんですけども」

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 ちょっとしたケンカで10日間も勾留されるか!?

 勾留中、妻は子どもたちと家を出て行く相談をしていたようだが、相談者が「自分が実家に戻る」という誓約書を書くことで和解。釈放されたのだという。現在、相談者は実家に居候している状態だ。

 「アナタは酔っぱらってて、あまりよく覚えてないかもしれないけど、相当な暴力振るっちゃったわけ?」

 「まあ、むこうも酔っぱらってましたけど……」

 妻は骨折や出血こそしていなかったものの、身体にアザが残る暴力を受けた模様。それを見た次女が警察に通報したのだ。

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 「彼女(次女)が見てたら相当な暴力だったんじゃないですかね?」

 「……じゃなければ警察も呼ばなかったと思うんですよね」

 相談者が妻に暴力を振るうのはこれで2回目。

 飼っている大型犬が吠えたことにキレて蹴り飛ばした妻に対して、相談者は「同じ思いをさせてあげるよ」と言って(いわく、警察沙汰にはならない程度に)蹴り返したという。

 犬を蹴るとは……妻の印象もちょっと変わってきた。もちろん、その妻を蹴る相談者も相当ヤバイ。相談者が暴力を振るったのは本当にこの2回だけだったのだろうか!?

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「言うことない夫」をアピール

 今井通子は、妻が犬の世話をすることにストレスを感じていたのではないかと指摘する。

 「いやいや、もう水も私があげてますし、エサも私が買いに行ってますし……」

 逆に、相談者が犬を溺愛しすぎているから嫉妬したのではないかという意見も否定。

 「買い物も私が1週間分の食材を買いに行ってますしね。洗濯物乾かなかったら私がコインランドリー行ってますしね。料理も、夕飯も私が作ったりしてますしね。何も言うことないと思いますけどね」

 相談者は、犬の世話も家事もみんなやる「言うことない夫」をアピールするが……。でも暴力振るうんだよね。

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 「じゃあ、その酔っぱらって帰ってのケンカは何だったの?」

 原因は、相談者が家の鍵を忘れてしまったため「鍵を開けておいてくれ」と妻に連絡しておいたのに、開け忘れていたこと。玄関の前で5分間待たされた相談者はブチ切れ。

 「日頃たまってた私のストレスが、ちょっと爆発してしまって……」

 泥酔していたにしても、この程度のことで警察に通報されるほどの暴力を振るうとは。

 相談者は現在、別居しているにもかかわらず妻たちの家賃や生活費を払い続けていることに納得いかないようで、「だったら離婚した方がいいのでは?」と考えているようだ。

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 相談者自身の暴力癖はもちろんのこと、妻の側にも夫をイラつかせる要因がありそうな夫婦。別れた方がお互いのためという気もするが、アドバイスは意外なことに「離婚しない」方向に進んでいく

通報した次女、辛すぎる イラスト/北村ヂン
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