正露丸のニオイ対策、洗濯できない場合「風通しの良いところで陰干し」ぐらいしかない　公式「臭いが強すぎました」

　大幸薬品の胃腸薬「正露丸」と言えば強いニオイが特徴的ですが、もしニオイが洗濯できないものについた場合、対策は「風通しの良いところで陰干し」ぐらいしかないことが公式によって明らかになりました。あまりにも強すぎた……。

　正露丸（@seirogan_cp）公式Twitterによると、ユーザーからバッグやスーツケースなどについた正露丸の臭いの取り方についての相談がよく寄せられるそうです。しかし、「率直に申し上げますと、正露丸の臭いをとる有効な方法はございません。臭いが強すぎました」とのことで、自然に消えるのを待つしかないようです。回答が潔い。

　また加えて、洗濯できるものにニオイがついた場合には、ニオイが他の衣服に移らないように「他の洗濯物とは分けて洗濯いただくのがベター」とのこと。そして正露丸を持ち歩きたい人に向けて、ニオイのない「セイロガン糖衣A」を選択肢の1つとして勧めています。

　ちなみに「正露丸」と「セイロガン糖衣A」は、どちらも主成分（含まれる生薬成分が少し異なる）と服用後約30分で効果が現れる点は同じ（※個人差あり）で、公式サイトでも好みや状況に応じて使い分けるよう書かれています。なお、歯に詰めることによる歯痛への効能は「正露丸」のみ。

　Twitterでは公式による素直すぎる回答が「笑った」「清々しい！」と話題に。また「愛用してます」「有事の際なので、関係ないです」と常備薬としてお世話になっているユーザーや、正露丸のニオイが大好きというユーザーからのフォロー（？）も多くの数が集まっており、その反響を含めて国民的な胃腸薬であることがわかる結果となっています。

　余談ですが、公式のツイートによると「弊社社員は日々正露丸に囲まれているので、多少の正露丸の臭いは感じられなくなってしまった者が多いです」とのこと。正露丸、恐るべし……。