「お風呂って正直面倒じゃない？」　湯船に浸かるとどんないいことがあるのか、現役エステティシャンが解説します（2/2 ページ）

簡単お風呂ケア「手足にぎりっこ」

　湯船のなかが退屈ですぐ出たくなってしまう方でもできる、お風呂でのケアもご紹介します。

　「手足にぎりっこ」は、足先が冷えていたり、ふくらはぎが張っていると感じる方におすすめのむくみ撃退法です。足先の疲れがとれると、冷え性や血行の改善につながります。

　やり方は簡単。右手と左足の指で、お互いの指を組み合う、いわゆる「カップルつなぎ」をしてみてください。このとき、ぎゅっと指の付け根まで握るのがポイントです。そのまま、指と指をしっかり10回ずつ握ります。終わったら、左手と右足もやってみましょう。この時、指が入れづらかったりした方は足指が縮こまっているかも。指1本1本を裂くようにしっかり開いてみてください。

　握る強さは、痛気持ちいいくらいがベスト。脚を組みがちな方、パンプスやヒールで爪先がぎゅっと詰まっている方にもおすすめです！

ひとり暮らしの方は銭湯も活用して

　ひとり暮らしのかたは、「溜まるまで待てない」「掃除しないといけない」「一人なのに勿体ない」など、お風呂を沸かして湯船に浸かるのはかなりハードル高め。そんなときは銭湯も視野に入れてみてください。あったかいお風呂が、すぐにワンコインで楽しめます。

　広々と足を伸ばして湯船に浸かれるのも、銭湯ならでは。お風呂上がりには、コーヒー牛乳も飲んで”プチぜいたく”しちゃいましょう！

「しっかり入浴」試してみよう！

　湯船にしっかりと浸かるメリット、お分かりいただけましたか？　寝る90分前にお風呂に入ると、体温をゆっくり下げられるので入眠しやすいとも言われています。なんだか不調が続いたり、頑張る気力がない方も、今夜だけでも「しっかり入浴」、試してみてはいかがでしょうか。

　お風呂に入って「あったまったな」と思えれば新たな一歩を踏み出した証拠です。セルフケアできた自分を褒めてあげましょう！　えらい〜〜！！