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元祖「都市型SUV」がフルモデルチェンジ トヨタ、4代目「ハリアー」ドカンと登場(1/4 ページ)

クーペSUVに進化、うひょひょーこりゃかっこいいぞぉぉ!【写真28枚+α】

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 トヨタ自動車は、SUV(スポーツタイプ多目的車)「ハリアー」をフルモデルチェンジし、2020年6月に発売します。


新型「ハリアー」(写真:トヨタ自動車、以下同)

フォトギャラリー

 ハリアーは1997年からトヨタが販売するSUVです。悪路を物ともせず走れる走行性能、そして街中でも似合う実用的な高級車としてのクロスオーバーSUV、いわば「都市型SUV」の先駆け。今でこそSUVの方向性として一般的になりましたが、当時としては先進的なコンセプトでした。

 2013年登場の3代目では、兄弟車だった「レクサスRX」から独立し、国内専用車となりました。元祖街乗り高級SUVとしてのブランド力を武器に、モデル末期の2020年3月でも月間3000台近くを売り上げて国内メーカー全車種中33位を記録している人気車種です(一般社団法人日本自動車販売協会連合会の統計データより)。

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流麗なフォルムのクーペSUVに進化

 都市型SUVの先駆者としては当然というべきか、新型(4代目)ハリアーは、近年流行している流麗なフォルムの「クーペSUV」に進化。フロントマスクはグリルとヘッドライトが流れるようにつながったデザインで、新しさを感じさせつつもグリルなどにハリアーと分かる面影が残ります。リアは横一文字に光る一体型のテールランプが特徴です。

 内装は、馬の鞍(くら)をイメージしたというセンターコンソールをはじめ、各部にレザー調素材やウッド調の加飾パーツを多用して上質感を演出。また、調光ガラスを用いた「電動シェード付パノラマルーフ」をトヨタ車としては初採用し、障子越しのような柔らかい光で開放感を味わえます。


新型(4代目)ハリアーの内装

 骨格はカムリやRAV4にも使われるGA-Kプラットフォームで、高剛性化・低重心化を図ります。ハイブリッド車には2.5リッター、ガソリンエンジン車には2リッターのダイナミックフォースエンジンを搭載。予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の標準装備はもちろん、走行中の前後映像を録画できるドラレコ機能「デジタルインナーミラー」を初採用します。このほか、非常用電源としても使える「AC100Vコンセント」(ハイブリッド車のみ)やスマートフォン連携機能「SDL」などの装備を充実させました。


新型(4代目)ハリアーの設定グレード

新型(4代目)ハリアーの主な仕様
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