サトウキビからキャンディー包丁を作る → フライパンよりもはるかに硬いピンク色の包丁が完成:圧倒的不審者の工房
ほぼ料理動画。
あらゆるものを包丁にしてしまうことでおなじみのYouTuber・圧倒的不審者の極み!さんが、キャンディーから包丁を作る動画を投稿しました。……正確には「サトウキビから包丁を作った」のかもしれませんが。
冷蔵庫の中のサトウキビを取り出し、皮を向いて適当な大きさに切ってから汁を搾り取ります。たまったサトウキビジュースは活性炭とイオン交換樹脂でろ過し、もともとの黄色がかった色から無色透明に。
この無職透明なサトウキビジュースをフライパンに移して熱を加えていきます。。そのまま熱していくことで、フライパンの表面に砂糖が完成。その砂糖をドリルの遠心力でグラニュー糖と上白糖に分離させます。
上白糖とグラニュー糖の用途の違いを説明するためか普通に料理も作っています。上白糖を使うのはオムレツ、グラニュー糖を使うのはカフェラテです。包丁作りには全く関係ありません。多分。
いよいよキャンディー作りが開始。フライパンの上の砂糖に少量の水を加え、熱を加えて混ぜていくと、徐々にとろみがついていくのでそこで色付け。熱するときは高温になりすぎないよう、火とフライパンの間にもう1つフライパンを挟むのがコツのようです。
液状のキャンディーを顔の型(?)に入れ、固めて完成。かわいい……かどうかは分かりませんが鮮やかな赤いキャンディーが完成します。
続いて、じゃがいもの皮を向いて細かく刻み、水を加えてミキサーに。液状になったじゃがいもをストッキングでこしてから、その液体をしばらく放置して上澄みの汁を捨てるとデンプンが出現。デンプンをフライパンに移し、乾燥させていくと片栗粉が完成。
この片栗粉を使って葛湯を作り、そこに3錠の胃薬を砕いて粉末にして追加。すると葛湯のとろみはなくなり、少し濁ったサラサラの液体に。これを超音波洗浄機にかけ、再び熱を加えることで糖度49%のシロップが完成します。
さきほど作ったキャンディーは少し固い場所に落としただけで砕けてしまうような硬度ですが、このキャンディーを溶かし、シロップと片栗粉を混ぜることで一気に硬度アップ。硬度計で測るとフライパンの85を上回る101を記録しました。
あとは硬いキャンディーの塊を作り、ひたすら研いでいくだけ。これまでは包丁の形を切り出すのも大変な作業でしたが、今回は元がキャンディーとなっているため、熱を加えるだけで簡単に成形できるので簡単そう(?)です。
最後はいつものようにきゅうりを切って終了。なお、この動画は「彼女がイーブイの容器に入ったアメを大事にしているため、ちょっと不気味なアメと容器を自作する」という圧倒的不審なストーリーに沿って作られています。
画像提供:圧倒的不審者の極み!さん
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