富士急、5月23日から「山梨県在住者限定で一部営業再開」　来園には身分証の提示などが必要

　富士急ハイランド（山梨県富士吉田市）は5月23日から、山梨県在住者限定で一部の営業を再開すると発表しました。

「来場者と従業員の健康と安全を最優先の基本」との考えで、東日本遊園地協会、西日本遊園地協会、賛同企業と協同して、政府指針とコロナ感染症専門家会議の指導のもと「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を策定。

　このガイドラインを山梨県に提出し、営業許可が出る見込みとなったことから、営業再開を発表しました。

　来園には、マスクの着用、個人情報の記入、身分証明書の提示が必要で、検温・手指消毒などの入園規制が実施されます。

　また体調のすぐれない人や発熱のある人、のどの痛み、咳など軽い風邪の症状の人、嘔吐・下痢等の症状のある人については「ご来園を控えていただきますようお願いします」と呼びかけているほか、「ご協力をいただけないお客様は入園をお断りさせていただきますので予めご了承ください」と理解を求めています。

　営業が行われるのは、コースターを含む屋外アトラクションで、屋内アトラクションは運休。ガイドライン、安全対策、入場制限等については、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）拡大の動向や専門家の知見等を踏まえて、必要に応じて都度見直すとのこと。

　今回の営業再開について富士急ハイランドは「世の中に元気を取り戻すべく、『新しい絶叫スタイル』をご提供する富士急ハイランドにどうぞご期待ください」とコメントしています。

（Kikka）