インタビュー

【しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権】終わることのない“晩ご飯のイス取り競争”エントリーNo.4(1/2 ページ)

なぜ人類は、しょうもないことで争うのか。

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 ねとらぼ読者から、子どものころのカオスな体験談を募集する企画「しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権」。今回はDさんに「終わることのない“晩ご飯のイス取り競争”」のお話を伺いました。

連載:第1回「しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権」

「兄弟姉妹ゲンカ」をテーマに、子どものときにだけあなたに訪れた不思議な思い出をインタビュー。各“選手”の記事を公開した後、ねとらぼ編集部による審査を実施。優勝者(もっともしょうもない体験談の持ち主)には、Amazonギフト券5000円分をプレゼントする予定です。

ケンカの理由がしょうもないのでとっくの昔に仲直りしているかと思いますが、ご兄弟/ご姉妹とちょっとおいしいものでも食べていただければ幸い……という企画です。

“背もたれがあってフカフカなイス”に座った方が勝ち

 私は3兄弟の長男です。小学3年生のころから、2つ下の弟と晩ご飯を食べるときの座席をめぐって、毎日のようにケンカしていました。

 食卓に“背もたれがあってフカフカなイス”と“背もたれがなくて硬いイス”があって、前者に座れた方が勝ちみたいな競争をしていました。普段は自分の部屋で過ごしているので、母からの「ご飯できたよー」を合図にスタートしてどれだけ早く食卓に着けるか、みたいな感じです。

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 私が先に座ったりすると弟がそれを認めなくて、だんだんと口論に発展していってケンカになってしまうんですよね。親は基本的にあきれていました(笑)。

―― 理由のしょうもなさに加え、この選手権的には「ケンカが全く終わらない」というのもポイントですね

 自分でもよく分かりませんが、ご飯を食べているうちに自然と仲直りしているもので、でも、次の日になるとまたイスの取り合いになってケンカして……の繰り返しでした。

 そのうち、私は「どっちのイスに座ってもいいや」と思うようになり、私と弟のケンカはなくなりました。今は弟とその下の弟がイスの取り合いをしていて、私は懐かしさを覚えながら空いたイスに座っています。

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