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西友、「売場内で従業員が水分補給」など従業員の熱中症対策について理解を呼びかけ
大型ビニールカーテンの設置でこれまでよりも熱がこもりやすくなるようです。
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西友は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染予防対策とあわせて行う従業員の熱中症対策として、売場内での水分補給や一部条件でのマスク取り外しなどを行うと発表しました。
主な熱中症対策として発表されたのは4点。売場内で従業員が水分補給を行うことがある、ネットスーパーのドライバーは乗車時や配送時にマスクを外すことがある、店舗の制服(ベスト)は着用しない場合がある、惣菜の厨房ではクールネック(保冷剤)を着用する、と述べられています。
特に水分補給については、飛沫感染防止のための大型ビニールカーテンを設置している影響で、レジ内に熱がこもりやすいと説明。これまでは利用者の前での飲み物の摂取は控えてきましたが、従業員の健康を第一として、状況に配慮しながら水分補給を行うとしています。また、レジやサービスカウンターでは熱がこもることを防ぐため、足元にサーキュレーターを設置するとのこと。
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ネットスーパーの配達を行うドライバーは周囲に人がいない場合にマスクを外すことがあるとし、商品を届ける際には必ずマスクを着用すると説明しています。
西友の店内ポスターでは、従業員の熱中症や感染予防対策に加えて、利用者へのお願いも掲載。12時前後と夕方のピーク時間を避けて買い物する「オフピークショッピング」などを呼びかけています。
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