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コンパクトSUV続々、今度はカローラが「カローラ クロス」に変身 ネットの反応は?(1/3 ページ)

かっこいい? ほしい? 同じようなの作りすぎ……!?

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 トヨタ自動車は7月9日、小型SUV(スポーツタイプ多目的車)の新型車「カローラ クロス」をタイで発表、発売しました。他の地域でも順次発売予定、日本への導入は未定です。


カローラ クロス(写真:トヨタ自動車、以下同)

 カローラ クロスは、Cセグメントの世界戦略車「カローラ」をベースに作られた新型SUVです。セダンやツーリングワゴン(関連記事)、ハッチバック(関連記事)に続き、カローラシリーズに新たなボディタイプが増えました。

 車高を上げてモリモリッと力強いデザインに仕上げたボディーは、ほぼカローラとの共通点は見当たらず、どちらかというと“ミニRAV4”(関連記事)のような雰囲気も漂います。最近のトヨタ車に多い切れ長のシャープなLEDヘッドライトを採用しつつ、丸みのあるグリルでどこか優しげな顔付きです。

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後ろ姿もカローラというよりRAV4などに似た雰囲気

 プラットフォームは他のカローラシリーズと同様に、TNGA(Toyota New Global Architecture)のGA-Cプラットフォームを採用。新型のトーションビームサスペンションと組み合わせ、フラットで快適な走りを目指しました。タイでの発売時点では前輪駆動のみのラインアップで、1.8リッターのガソリンエンジン仕様とハイブリッド仕様があります。

 タイ市場のCセグメント車ではトップクラスだという487Lの荷室容量や、子どもを抱えて乗降しやすいように間口を広く取った後部座席、最小回転半径5.2メートルというセダンやハッチバックのカローラと変わらない取り回しの良さなど、使い勝手をアピールします。


広い車内空間と荷室、使い勝手の良さが売りです

 さて、日本では以前から人気があるクーペスタイルのSUV「C-HR」(関連記事)のほか、ダイハツOEMの小型SUV「ライズ」(関連記事)が2019年末に発売され、さらにBセグメントのヤリスをSUV化した「ヤリスクロス」(関連記事)も2020年秋に発売予定です。ネットでは「かなりカッコイイ」「売れそうだけどRAV4どうなる?」「カローラ トレックっていうカローラツーリング派生のSUVがあるのにまたカローラの新しいSUVが出てきて困惑してる」「各国毎のニーズに合った車を販売するのは自然な事」などの声が上がっています。

 コンパクトSUVがいろいろ充実してきましたが、RAV4とC-HRの中間といった車格のカローラ クロスも日本の街中で見かける日が来るのでしょうか。デザインはちょっとワイルドでカッコいいので、登場にも期待したいですね。


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