ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

ついにe-POWER搭載SUVが出るぞぉぉ 日産の小型SUV「キックス」が日本上陸(1/2 ページ)

安い? 高い? 価格は約276万円から。モデルチェンジ以外では10年ぶりとなる待望の新型車です。

advertisement

 日産自動車は6月24日、小型SUVの新型車「キックス」を2020年6月30日に発売すると発表しました。価格は275万9900円(税込)からです。

日産 SUV キックス
新型「キックス」(写真:日産自動車、以下同)
日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス 日産 SUV キックス

 キックスは、2016年からブラジル、中国、インド市場などで販売されている小型SUV。リオデジャネイロ五輪の聖火リレーで初披露され、同大会のオフィシャルカーも務めるという華々しいデビューを飾ったことでも知られます。新興国向けにとどまらず、2018年にはSUV需要の高い米国でも「ジューク」に代わるエントリーモデルとして投入されました。

 そしていよいよ日本市場にも、2019年末に販売終了となったジュークの実質的な後継車種として投入します。ボディーサイズを拡大した英国生産の欧州向け2代目ジュークに対し、キックスは全幅1760ミリと初代ジュークに近いサイズで、日本の道路事情にも適するサイズ感を実現しました。

 どこか聞き覚えのあるキックスという車名。2008年〜2012年にアライアンスメンバーである三菱自動車が販売していた軽SUV「パジェロミニ」のOEM車(KIX)や、1990年代のコンセプトカー(XIX、XIXX)がありました。ただし英語表記は「KICKS」となります。

日産 SUV キックス
「e-POWER」や「プロパイロット」を搭載

 日本市場向けモデルは、2020年5月に他国で発表されたばかりのマイナーチェンジ版。近年の日産車のデザインテーマとして採用する「ダブルVモーショングリル」を用いた新デザインに、シリーズハイブリッド技術「e-POWER」を標準搭載し、200万円台からとした価格帯が大きな特徴です。

 なお、既存車種のモデルチェンジなどを除くと、日産車として日本では10年ぶりの新型車となります。本当に久しぶりですね。

 主力車種のノートやセレナに搭載され、評価の高いe-POWERは、1.2リッター直列3気筒エンジン(HR12DE)を「発電用」として搭載し、普段の走行には電動モーターだけを使う「ほぼEV」のパワートレインです。アクセルペダルだけで車速を調整できる「e-POWERドライブ」など、EVと同じ運転感覚を楽しめます。

日産 SUV キックス
「X ツートーンインテリアエディション」の内装

 グレードは「X」のみのシンプルな単一展開。プラス11万円で内装の質感を高めた「X ツートーンインテリアエディション」を用意します。ボディーカラーはモノトーン(全9色)のほか、ルーフ部分を黒く塗り分けたツートーン(全4色)とかなり豊富。運転支援技術「プロパイロット」や衝突被害軽減ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を標準装備します。



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る