ファミ通が2020年上半期ゲーム市場調査結果を発表 1748億円越えで2012年以降最大の規模に
ハードもソフトもとてもよく売れた上半期となりました。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大の影響で自宅自粛ムードが続いた2020年上半期、ゲーム雑誌「ファミ通」を発行するKADOKAWA Game Linkageの調べによると、国内家庭用ゲーム市場は1748.1億円となったことが明らかになりました。
調査によると、ハード売上793.4億円とソフト売上954.7億円、合計すると1748.1億円という結果に。ソフトの推計はパッケージ版のみを対象としているため、ダウンロード販売やアイテム課金といったデジタル決済は含んでいないとのこと。
ソフトの中でもよく売れたソフトは「あつ森」の略称で注目を集める「あつまれ どうぶつの森」(Switch)。推定販売本数は500万4720本とされており、次点の「ファイナルファンタジーVII リメイク」(PS4)の93万1165本を大きく上回る結果となりました。以降は「ポケットモンスター ソード・シールド」(Switch)が約65万本、「リングフィット アドベンチャー」(Switch)が約58万本と続きます。
ハードに関しては、主立った4機種の2020年上半期推定販売台数が公開されており、「Nintendo Switch」266万6882台、「プレイステーション4」43万5812台、「Xbox One」2685台、「ニンテンドー3DS」3万3340台という結果に。なかでも「Nintendo Switch」は新型コロナの影響で生産遅延が起き、2月以降は需要が供給を上回る状態が続いていますが、人気はとどまらない様子です。
ハードとソフトいずれも前年と比べて数値が増加傾向にあり、上半期としては2012年以降最大規模、ハードとソフトどちらも前年比増加の傾向は2006年上半期以来14年ぶりとなります。
なお2020年下半期には、「プレイステーション5」「Xbox Series X」が発売される見込みとなっており、市場がどのように変化するか期待されています。
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