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ピアノで弾いた「蚊との戦闘曲」がまるでラスボス戦 「やったか?」と思いきや第二形態の羽音がうわあああああ(1/2 ページ)

ヘッドフォンで聞くと臨場感さらにアップ!

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 夜中にプ~ンと忍び寄る、蚊との戦いを表現したピアノ曲の演奏動画が、戦意を掻き立てると好評です。ヘッドフォンを使うと、効果音の羽音までしっかり聞こえて、かゆくなるほど臨場感アップ!

「睡眠中、突然蚊に襲われて」や「不規則に現れる蚊に適宜対応して(殺虫剤等で)」など、楽譜にはイヤな補足が

 音大生の藤重侑宇(@yuu09200920)さんが真夜中に蚊に襲われたとき、脳内に流れた旋律をもとに作ったオリジナル曲。最初は蚊と遭遇した不安感を表現しつつ、素手とスプレーで立ち向かう人類の姿を、手や噴霧の効果音とあわせて勇壮に奏でていきます。

やったか!? の瞬間。楽譜の「仕留めた喜びをかみしめながら」がおかしい

 開始から56秒ごろ、パチンと大きな音が鳴るとともに、羽音は沈黙。曲は勝利をたたえる優しい調子に転じます。しかし喜びもつかの間。再び羽音がうなり始め、おどろおどろしいメロディーとともに第2ラウンドが始まってしまいました。なんだか、第2形態があるタイプのラスボス戦みたいですね。

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 戦いの様子は激しさを増し、効果音も手をたたく音が荒々しくなり、スプレーも多めに。ようやく有効打をお見舞いできたようで、曲は静かにフィナーレを迎えました。楽譜の最後に少しずつ下っていく音符が、まるで墜落する蚊のようです。

こうなるともう、全ての音符が蚊に見えてくる
人類の勝利

 「蚊と戦う情景がありありと浮かぶ」「蚊がまた現れる構成に爆笑」「最後に蚊がゆらゆら落ちていくような、戦いが終わった安堵感が面白い」など、曲には多数の賛辞が寄せられました。藤重さんは以前にも、「令和の時代にあえて○○みたいな曲を作ってみた」シリーズで話題に。モーツァルトやショパンといった大作曲家の作風で曲を書き、解説付きで演奏して見せています。

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