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小学2年生が3Dプリンタで作った作品に「すごい時代」と驚きの声 ソフトの使い方は動画で勉強、苦労した点は「顔の配置が難しかった」

PCソフトのZbrushでモデリングしています。

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 小学2年生の娘さんが3Dプリンタで作ったという立体工作作品が「これはすごい」「もうこんな時代なのか」と話題になっています。作品の猫ちゃんがかわいい!

これがデジタルネイティブか……!

 PCソフトで3DCGの造形ツール「Zbrush」でモデリングし、それを3Dプリンタで出力しています。丸い体にお顔、さらに耳と足、後ろには小さな尻尾がついた「猫ちゃん」のフィギュアがかわいらしいです。そして驚くのは、小学2年生がYouTubeでソフトの使い方を見て学び、自分でここまで作ったという事実。本当にすごい時代だ……。

Zbrushでモデリングする小学2年生
3Dプリンタで出力した猫ちゃん
後ろの尻尾までかわいい!

 Twitterに投稿したナムチャン(@namchan_koushi)さんの娘さんが制作し、その後も「ヤスリで磨いたり、色塗ったり、ヒゲを接着剤でつけたり」と、最後までほとんど自分の力だけで完成させたことがツイートされています。

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 ナムチャンさんによると、娘さんがZbrushと3Dプリンタを扱うのは今回が初めて。製作時間は、3Dモデルの作成が動画で勉強しながら3時間、3Dプリントが5時間、出力後の加工で1時間、塗装が1時間半、猫ちゃんのヒゲパーツを付けるのに30分と、使い方等を学びつつ丁寧に作られたのがわかります。なお、「今では2分で猫ちゃんの3Dモデルを作れるようになりました」とのことで、改めてその成長速度に驚かされます。

加工や塗装作業を経て完成した猫ちゃん
愛猫を見ながら作ったという、愛のこもった力作です

 娘さん自身は、実際に作ってみた感想として「猫ちゃんの顔の配置が難しかった」とのこと。モデリングで配置する目の傾きによっては怒った顔になってしまうため何回もやり直したそうで、ただ同時に、簡単にやり直しができるツールの面に良さを感じたりもしたようです。また作品は、愛猫を見ながら模様を入れたり色を作ったりしたそうで、「飼っている猫の表情に似せられた」と上手くできた点を挙げてくれました。細かい部分では、3Dプリント後の紙やすり作業も「ザラザラをツルツルに」できたのは達成感があったようです。

 今回の娘さんの自由工作にあたってナムチャンさんがサポートしたのは、これまで子ども向けの「YouTube Kids」のみだった視聴環境を通常のYouTubeを見られるようにしたことと、加工・塗装で使う道具の準備、あとは使い方をはじめに少し教えたくらいとのことでした。「本当はがっつり教えたいのですが、言いすぎると(娘さんに)怒られる」そうで、あえてこの程度に抑えているという面もあるようです。

3Dプリントの後処理をする様子
もちろん塗装も娘さん自身で行っています
最後にヒゲを付けて完成

 ちなみにプラスチックメーカーに勤めているナムチャンさん自身も作ることが好きで、数日前には届いたばかりの3Dプリンタを使い、娘さんの希望で「手乗りトトロ」を出力する様子が投稿されていました。

3Dプリンタで試しに出力する様子

 コメントでは「使い方を見せただけでここまで作れるなんてすごい」「猫ちゃんかわいい!」と娘さんの技術とセンスに感動する声が寄せられ、他にも「Zbrushなんて自分専門学校で習ったのに」と時代の流れを感じる声や、「家にZbrushや3Dプリンターがあると言う環境がお子さんには良い環境ですね」といった声も上がるなど、多くの反響を呼んでいます。

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娘さんが参考にしたYouTubeチャンネルはこちら
自由工作で使ったツール
PCはナムチャンさんからのプレゼントとのこと

画像提供:ナムチャン(@namchan_koushi)さん



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