ニュース

学研が本気で作った天体望遠鏡キット発売 都市部でも月のクレーターがくっきり見えて、お値段2500円

はじめての天体観測に最適。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 学研プラスが、『科学と学習PRESENTS』シリーズの新刊『天体望遠鏡ウルトラムーン』として、組み立て式の天体望遠鏡キットを発売します。価格は2500円(税別)。

『天体望遠鏡ウルトラムーン』発売

 同製品は、学研の科学教育キット。簡単に組み立てられるほか、はじめての天体観測に最適な望遠鏡として設計されています。

 対物レンズには、凸レンズと凹レンズを組み合わせることで色のにじみを少なくした、光学ガラス製アクロマートレンズを採用。視野が広いケプラー式望遠鏡になっています。

advertisement

 また、接眼レンズは明るくて星を探しやすい12倍と、月のクレーターもはっきり見える25倍の、2種類のレンズユニットを交換可能。三脚穴付きなので、一般カメラ用の三脚に付ければ25倍でもブレずに観測できます。

一般的なカメラ用三脚に付けられる(三脚は別売り)
左は対物レンズユニットの内部、右は接眼レンズユニットの内部

 天体観測をはじめるにあたって、まずおすすめなのが月の観察。天体望遠鏡ウルトラムーンなら、都市部でも月のクレーターまでくっきり見えます。「それでも地球は回っている」の言葉で有名なガリレオ・ガリレイは、歴史上初めて、望遠鏡で月を観察した人物ともいわれています。当時、月は完全な球体だと考えられていましたが、ガリレオはそのころ発明されたばかりの望遠鏡を自作して月を見上げ、その表面にたくさんの凹凸があることを発見しました。夜空に浮かぶ月を観察し、ガリレオの発見を追体験するなんてロマンがありますね。

左は月のイメージ、右はガリレオのスケッチ

 月以外にもさまざまな天体を観察できます。木星や土星などの惑星から、天気などの条件がよければプレアデス星団やアンドロメダ銀河、『銀河鉄道の夜』にも登場したはくちょう座の美しい二重星アルビレオまで、はるかかなたの星々を観察できます。

上は木星とその衛星、左下はアンドロメダ銀河、右下ははくちょう座の二重星アルビレオ

 『科学と学習』の創刊以来、定番商品である天体望遠鏡。幾度も改良が重ねられてきました。最新版となる同製品はそのノウハウを詰め込んだ、いわば“学研が本気で作った”天体望遠鏡。科学教材らしく、月のひみつや、望遠鏡で観察すべきおすすめの天体などを解説したガイドブックも付属します。2020年10月22日発売です。

オールカラー24ページのガイドブックが付属

高橋ホイコ

advertisement

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  8. 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  9. 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる