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本物のトロッコを“自分で“運転できちゃう! 廃線を再利用した「トロッコ王国美深」に行ってきたよ(3/4 ページ)
何と言っても元ホンモノ! 往復約40分、テンション上がりっぱなし~。
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いざ「トロッコ」初運転……!
いよいよわたしが運転する車両とご対面です。トロッコ車両なので見た目は遊園地の遊具車両のようでかわいいですが「実際に鉄道営業で使われていたホンモノの線路上を走る車両」です。やっぱりこれを自分で運転できるとなれば、ドキドキ胸が高まってきます。
なお当日は雨模様だったので前面に雨除け付きの車両でしたが、晴天時はフルオープンの車両で風を受けて走ることができるようです。……雨でもちゃんと体験できるよう考えてくれているのがうれしいです。
忘れていました。運転には普通自動車免許を要します。法律的に──ではありませんが、一定の運転技能の担保としてルールを設けているようです。操作は簡単なのでペーパードライバーの人でも大丈夫。もちろん同乗する人は必要ありません。
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ではさっそく運転していきましょう! なお写真は全て停車時、あるいは同行者運転時(同乗時)に撮ったものです。運転中の手動写真撮影は危険なので厳禁です。
運転から数秒、さっそく2カ所のポイントに差し掛かります。乗り越えると「ガタン」と振動。ちょっとビビりますが、「これがホンモノの鉄道だ!」「しかもわたしが運転しているんだ!」と一気にテンションMAXに。
単線をしばらく進むと「一時停止」の標識が現れます。
ここは遮断機も警報機もない第四種踏切(関連記事)で、クルマも通る農道と交差します。かつては線路優先でしたが、廃線となったいまは道路優先。でも、標識は鉄道遺構や飾りではありません。ちゃんと「一時停止」しなければならないのです。リアル!
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