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耳の聴こえない親は、どうやって赤ちゃんの夜泣きに気付くの? 意外と知らないろう者家族の子育て漫画がすてき(1/2 ページ)

デフファミリーの子育て、こんな工夫があります!

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 ろう者(耳の聴こえない人)は、どうやって赤ちゃんの夜泣きに気付くのか? 言われてみれば確かに知らないろう者の子育てについて、ぽにょ子(@ponyooko)さんが漫画で解説しています。

デフファミリーと夜泣き

 子どもが夜中に泣き出し、お世話を求めていても、保護者の耳が聴こえていなければ、それに気づいて対処することはできません。では、デフファミリー(ろう者家族)の場合、赤ちゃんの夜泣きにどのように対応しているのでしょうか?

 現在の子育ての場合、音が鳴っていることを振動で教えてくれる「振動式腕時計」や、音が鳴ると音に応じてランプの色で教えてくれる「お知らせランプ」と呼ばれる製品があるため、それらを利用して赤ちゃんの泣き声に気付けるようになっているそうです。

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 一方、そのような製品がなかった昔の子育てでは、さまざまな工夫が凝らされていました。例えばお母さんが赤ちゃんの身体に触れながら眠ると、泣き出したときに赤ちゃんの身体が動くため、それで気付くことができました。

 また、耳の聴こえる祖父母と暮らしていたろう者の夫婦の話では、隣の部屋で寝ている祖母の手首と母の手首を紐で繋いでおき、祖母が赤ちゃんの泣き声に気付いたときに紐を引っ張って知らせる、ということもあったといいます。

 このように、赤ちゃんのために大人が一生懸命工夫をしている一方、なんと赤ちゃん側も耳の聴こえない親に適応してくる場合があるといいます。

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