米沢駅「みちのく山形おむすび弁当」(980円)~山形のお米の美味しさを実感!
毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! 山形県・米沢駅「みちのく山形おむすび弁当」です。
【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年10月9日)
東京~山形・新庄間を乗り換えなしで結ぶ山形新幹線「つばさ」号。
E3系新幹線電車7両のうち、東京寄りの11号車がグリーン車指定席、12~15号車が普通車指定席、新庄寄りの16.17号車が普通車自由席となっています。
福島からは、レール幅を新幹線と同じ1435mmに広げた奥羽本線(山形線)を北上。
最高時速は130Kmですので、見た目は新幹線ですが、のどかな雰囲気の走りです。
ふと山形へ旅に出たくなる駅弁が、東京駅で販売されていました。
米沢駅弁「松川弁当店」の「みちのく山形おむすび弁当」(980円)です。
コチラも今年(2020年)春の駅弁135周年を記念して、日本鉄道構内営業中央会加盟各社が競作した“おにぎり駅弁”の1つ。
「駅弁味の陣2020」の開催に合わせて、改めて東京駅などにも登場しました。
【おしながき】
- 弁慶めし 高菜 味噌
- 炙りサーモンおにぎり いくら 薄焼き玉子
- わかめと梅のおにぎり
- いも煮(里芋、玉こんにゃく、人参、ねぎ、しめじ、牛肉)
- 玉子焼き
- ふきのとう味噌
- 赤かぶ漬け
- おみ漬け
- うぐいす豆
- さくらんぼ
- 葛まんじゅう
メインのおにぎりは山形らしく、おにぎりに味噌を塗って高菜で包んで焼いた、庄内の郷土料理「弁慶めし」に、鮭の食文化を現代仕様とした炙りサーモンを使うなどひと工夫。
おかずも「いも煮」をメインに、〆のさくらんぼまで、随所に山形らしさがあふれています。
改めて感じたのは、山形の白いお米が、冷めても本当に美味しいこと。
松川弁当店によると、山形県産「はえぬき」とのことですが、白飯の美味しさが光ります。
こちらの「みちのく山形おむすび弁当」も、「駅弁味の陣2020」にエントリー中。
なお、米沢駅での購入は、2日前までの要予約。
他に東京駅、仙台駅、山形駅で販売があるということです(駅弁味の陣開催期間中)。
秋の山形は、いも煮、新米、新そばをはじめ、旬の味覚がいっぱいのシーズン。
各地で湧き出す温泉を楽しみながら、山形で実りの秋を満喫したくなりました。
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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