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【限界徹夜の体験談】亡くなった祖父の幻覚で事故を免れたトラックドライバーが“1週間寝ていなかった理由”(1/2 ページ)

【番外編】「頑張って寝なかった人」ではなく「眠れなかった人」のお話

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 「徹夜はやめとけ」「寝たほうが良い」とよく言われますが、なぜなのか。それを考えるために、ねとらぼ読者から「限界まで徹夜してアカンことになった体験談」を聞いてみようという連載企画です。

 今回は番外編で、寝なかったというか眠れなかった人のお話。「1週間寝ずにトラックドライバーの仕事に行き、“亡くなった祖父の幻覚”に救われた」という体験談を伺いました。

頭がボーっとしたまま運転していたら、突然……

 今から25年前。私が26歳のときの話ですが、1週間寝ないでトラックドライバーの仕事へ行き、早朝の高速道路で居眠り運転をしてしまったことがあります。

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 頭がボーっとしたまま運転していたら、突然、何かを叫ぶ(聞き取れませんでした)亡くなった祖父が目の前に現れました。

 そこでハッとしたら、トラックは中央分離帯に衝突する寸前。慌てて急ハンドルを切りました。もう少しで大事故を起こすところでした。

―― 幻覚に救われたわけですか。ところで、なぜそんな状態になるまで起き続けていたのでしょうか?

 気分屋で酒乱の父親と仲が悪く、22歳くらいから暴力を振るわれていました。寝ていても起こされ、寝るのが怖くなってしまい、昼寝すらできなくなっていたんです。

 体のあちこちにケガもして、51歳になった現在でも、額にはその傷痕が薄っすらと残っています。

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―― そのあわや大事故という体験後、眠れるようになりましたか?

 配送を終えて会社に戻ってトラックから降りた途端、私は倒れてしまいました。会社の人たち(家の内情を話していました)が病院へ連れていってくださり、そこで寝ることができました。

 今も、眠れています。たまに、思い出すこともありますが。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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