伝説的カルト漫画『ホムンクルス』実写映画に綾野剛が主演 「解釈一致」と期待の声多数
原作の山本英夫さん「はよ見せて」
実写映画「ホムンクルス」(2021年4月2日公開)の主演に、俳優の綾野剛さんが決定。12月1日に公式サイトで第1弾ビジュアルが解禁となりました。同作は山本英夫さんによる同名漫画を原作しており、綾野さんの起用にファンからは「綾野剛主演とか最高」「ホムンクルス実写綾野剛納得~~~~!!!!」と期待の声が上がっています。
『ホムンクルス』は2003年から2011年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載され、累計発行400万部を超える人気漫画。9月に実写化の計画が発表されていました。
主人公・名越進は報酬70万円と引き換えにある手術を受けた結果、右目を瞑って左目で人間を見ると人間の心のゆがみが具象化した姿“ホムンクルス”として見えるように。原作では名越の目を通してみる世界を独特のタッチで描きながら、心の闇を抱える人物たちとの交流が描かれています。
綾野さんは山本さんが描く世界観ついて「今までに出会った事のない感覚や悍ましさ、人間の奥底に眠る境地がそこにありました」とコメント。「世界は瞳に映るモノ、見えているモノが全てでは無いという事実をお届けします」と意気込みを語っています。
なお綾野さん以外のキャストは現時点では未発表ですが、原作者の山本さんは公式コメントで「他の俳優陣も豪華キャスト」と太鼓判。「はよ見せて」とわくわくしっぱなしのコメントで、ファンの期待を容赦なくあおっています。早く教えてほしい。
また監督には「呪怨」シリーズなどで知られ、今回綾野さんと初タッグとなる清水崇監督が抜てき。「どこのどんな文化圏の人にも通じる“人の脆さ”や“距離感”、その“交差”や“生きる価値観”などを本作で少しでも見つめ直したり、共有してもらえたら……と思います」とグローバル展開にも意欲。外見では分からない人間の本質を描いた原作から「人間(肉体)」をタマネギに例え「皮をむいていったら、その人の“魂”はどんなカタチをしているのか……?」という山本さんの発想の再現に尽力している事が伺えます。
ちなみに綾野さん本人は、9月にラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」にゲスト出演した際「ラブコメがやりたい」と語っていたことも。そのため「ラブコメにでたいのにホムンクルスきた綾野剛ちょっとおもしろい」「やっぱりラブコメからめちゃくちゃ遠いところにいる綾野剛……」と、またしてもときめきとは懸け離れた“ヘビー級”な役柄が決まってしまった仕事選びも話題になっています。
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