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車のエンジンルームに逃げ込んだ子猫 寒い冬の夜に救助され、新しい家族を待つ姿に胸が熱くなる(1/2 ページ)

ボンネットを開けて確認することの必要性を感じます。

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 米カリフォルニア州ロサンゼルスで活動する非営利動物救助組織「Hope For Paws」が、車のエンジンルームに逃げ込んだ子猫の救助の様子をYouTubeの公式チャンネルで公開しています。

夜の闇の中、子猫を探します

 寒い冬の夜、子猫の救助の依頼を受けた同団体の職員たち。現場へ向かい、依頼主がフェンスで囲った子猫が隠れているであろう車の周りを懐中電灯で照らしながら1周します。しかし子猫の姿は見当たらず、職員たちは思い当たる場所として、すぐにボンネットを開けました。

 すると予想通り、エンジンルームからは子猫の鳴き声が。エンジンルームは猫が狭い場所に安心を求めたり、寒い時期に暖をとったりするために入り込むことがよくあるのです。

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 姿を現さない子猫をおびき寄せようと“猫の鳴き声”を流してみたところ、エンジンルームの奥からちょこんと顔をのぞかせました。職員さんは怖がらせないようにそっと腕を伸ばし、頭をなでますが……驚いたのか逃げ出してしまいます。

 しかしこれは想定内の出来事。職員たちは赤いトラックの方に子猫が逃げるようフェンスを一部開けておいたのです。狙い通りトラックのエンジンルームに逃げ込んだ子猫を、今度こそとしっかりキャッチ。暗さと狭さにてこずり時間はかかりましたが、無事に救助できました。


保護された“プロフェッサー”

 「プロフェッサー」と名付けられた子猫は、幸い大きなケガや病気もなかったようで、保護された数日後には里親のところへ行く準備ができました。「Guardian Angel Pet Rescue」という非営利動物救助組織に預けられたプロフェッサーは、すっかり職員さんにもなつき、元気に遊びながら新しい家族を待っています。

 猫が車の内部に入っていた場合、気付かずエンジンをかけると猫が大ケガをしたり命を落としたりします。プロフェッサーは気付いてもらえて運が良かったといえるでしょう。これからはあたたかいおうちの中で、幸せに暮らせることを祈っています。

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