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朝日新聞社、戦時中の写真について謝罪 合成写真を事実のようにツイート
「合成であると気がつくことができる写真でした」と謝罪しています。
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朝日新聞社は12月21日、「朝日新聞フォトアーカイブ」Twitterアカウントの投稿について不適切だったと謝罪しました。
当該のツイートは、女子挺身隊とする写真に「弊社には、1944年に増産のため工場へ出勤する女子挺身隊の写真が残っていました。『男たちは戦場に駆り出され、国内の労働力は不足していた』とありました」というコメントを添えたもの。この写真について、同じ顔が複数見られるなど、加工されたものだとする指摘が相次いでいました。
同社が指摘を受けて検証した結果、「戦時中に撮影し合成された写真」と判断したと説明。写真は戦時中に撮影されたもので、撮影者や経緯は不明。「ご指摘を頂いた通り、同じ顔や大きさが不自然な顔があるなど、合成であると気がつくことができる写真でした」としています。
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十分に確かめずに事実であるかのような写真として投稿したと同社は謝罪。「今後はこのような事がないように十分に注意いたします」と述べています。
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