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SUPER☆GiRLS、10周年記念インタビュー 10周年を超えて活動していくスパガの本音を聞いた(2/2 ページ)

渡邉幸愛「私、このグループへの愛も今MAXで、今の第4章が大好き」。

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メンバーの加入や卒業は、何よりも体力を使う事象――スパガが胸を張って誇れること

渡邉 日本武道館のステージに立ちたいという思いはみんな統一して2年前にスタートしたので、悔しいです。その目標への道程が遠いという印象は第4章のスタート時から自分たちの中でもずっとあって、距離をなかなか縮められなかった自分たちもいて、メンバーがその目標をなかなか口にできなくなっていくこともありました。

 ただ、スパガは2020年で終わりではないので、この先また、スパガの全盛期を何年後、10年後とかになっちゃうかもしれないですが、ずっとそういう目標を持ってキラキラしてるグループであってほしいと思っています。

―― 遠い距離を埋められなかった理由があるとしたら?

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渡邉 例えばなのですが、それこそ日本武道館という目標を掲げ、年間の計画を立てるとき、目標にたどり着くまでの戦略が弱いなと感じたりしたこともありました。ドタバタしすぎたというのもあったかもしれないです。単純にパフォーマンス力の問題だったり、スタッフさんとメンバー間で思ってることとやっていくことの差が埋められてなかったりとか、やりたいことはいっぱいある中でできなかったことがたくさんあった印象です。私たちがもっと人気や実力をつければ伴ってくるものでもあると思います。

―― 客観的に、スパガはメンバーの流動性が高い印象があります。メンバーが卒業に至る経緯はそれぞれ異なり、ひとくくりにして語ることはできないし、そこは脇に置くとしても、解散とはならなかった。場としてのスパガをどのようにとらえているのでしょうか?

渡邉 2019年1月に5人が卒業し、第4章で2年やってきて、スタッフさんも含め、解散という選択肢も私たちの中でもちろんあったと思います。ですがそこを選ばなかったのは、10年続くアイドルグループって多くないと思うので、そこをみんなで守ってきた感じです。それはメンバーが誇りに思ってよいところだと私は思っているんです。

 メンバーの加入や卒業って、何よりも体力を使う事象です。そこを何度も乗り越えて、メンバーが何度変わっても乗り越えてこられたのは、スパガが頑張ってきたからだと心から思えます。頑張ってきたものをなくすのは、私は正直考えられない。この先どう形が変わっていったとしても、続いていってほしいですし、20周年を祝っているようなグループでいたいです。

―― 渡邉さんは2021年6月にグループから卒業することも発表されました。2021年もまだエンタメは厳しいムードが続きそうですが、10周年を超えて活動していくスパガの抱負があれば教えてください

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渡邉 やはり日本武道館を目指していくのは、なんかいいのかなと。コロナ禍の第3波が来ている状況下でスケジュールまで決めることは難しいですが、できるだけ最短距離で行けるように努力したいなと思います。

―― ありがとうございます。最後に、それぞれメッセージをお願いしたいです。

阿部 こんな深いこと考えてたんだって意外に思われるかもしれないですが、日頃からこんな深いこと考えて活動してるわけじゃないからそういう目で見られなくはないのですが、これからも10年間の歴史とともに11年目12年目と頑張っていきたいなと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。

長尾 10年間、歴史あるグループに自分がまさか今いると思っていなかったですし、メンバー、スタッフさん、ファンの皆さんに出会えたのは、全部のご縁が運命的というか、奇跡みたいな話だなっていつも感じています。

 だからこそ、知ってくれて、出会ってくれて、好きだと言ってくれて、そういう気持ちを届けてくれるファンの皆さんには心から感謝しているし、その気持ちを私たちからもパフォーマンスや言葉や、いろいろな形で返していけたらとこれからも思っております。

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金澤 応援してくださっているファンの方にはありがとうの気持ちでいっぱいですし、今の私たちはまだまだ課題もあるのですが、応援してくれて好きになってくれてありがとうっていう気持ちと、まだスパガを知らない人だったり、スパガは知ってるけど、あまり興味ないという方だったり、昔のスパガが好きだったという方も多いかと思うのですが、このご時世だからとか、今更スパガとか、思わずに来て欲しいですし、見て欲しいなって思います。

樋口 10年続いているグループのファンになろうとするのは簡単なことじゃないと思いますし、どちらかといえば、新しいグループの方がファンになろうって思い立ってすぐに行動できると思います。

 そして今のスパガは10年間やってきたメンバーがいなくて、ほとんどが4期メンバーで2年くらいしかいないメンバーですが、それでもがむしゃらにその歴史を続けていきたい気持ちで活動させていただいてるので、少しでもいいので目にとめていただけるのであれば、1回見て、その次にまた見たときに成長しているグループであるように頑張りたいと思っているので、見ていただけたらうれしいです。

渡邉 何だか今日は、ファンの人があまり聞いたことがないような話というか、深い話が多かったと思いますが、グループを真剣に思って活動してきた10年だったし、皆さんにもっと愛されるグループでいたいです。

 結成10周年を超えて、また次なる目標を立てるのが難しい1年になると思うので、私たちも努力し続けて変化しながら、夢や目標に向かって頑張っていきたいと思っていますので、ぜひこれからもSUPER☆GiRLSを応援していただければなと思います。

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