「ニコニコ超会議2021」幕張メッセでの開催を断念　全日オンライン開催へ

　ドワンゴは、4月に予定している「ニコニコ超会議2021」の幕張メッセでの開催を中止とし、「ニコニコネット超会議2021」としてオンライン開催することを発表しました。併せて開催日程は、当初予定の2021年4月18日～25日から、4月24日～5月1日に変更となりました。

　前年2020年のニコニコ超会議は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止し、代わりにネット中継を使ったニコニコネット超会議を開催しました。ネット超会議の公式Twitterでは、超会議2021の告知に「今度こそ、現実空間でもお会いしましょう」とメッセージを添えていましたが、かなわぬ結果となってしまいました。

　ニコニコ超会議10年目の節目となる2021年は、最初の6日間をネット開催、最後の2日間を幕張メッセでリアル開催とする予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて、全日ネット開催に変更。開催内容の詳細は後日、ニコニコ生放送で発表するとのことです。

　ドワンゴ代表取締役社長の夏野剛氏は、「2012年からリアルイベントとして成長を続けてきた『ニコニコ超会議』は、コロナ禍に見舞われた昨年もネット開催を通して、より強く、より熱いイベントへと進化してきました。いまだ新型コロナウイルスの終息が見えず、ますますオンライン中心のコミュニケーションが拡がる中、人のぬくもりや熱量を感じられるニコニコの強みを最大限に生かし、10年という節目の年にふさわしい超会議をつくっていきたいと思います。新たな1歩を踏みだした『ニコニコネット超会議2021』、ぜひ楽しみにしていてください」とコメントを寄せています。