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「シュレーディンガーの猫」みたいな言葉を自動生成するサイト「エポニムの標題」が永遠に遊べそう

エポニム(人名や地名に由来する言葉)を学術用語等から引用し、「○○の××」の形で生成するサービス。物語のタイトルなど、発想のヒントになるかも。

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※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「シュレーディンガーの猫」や「カノッサの屈辱」のような言葉を自動生成するサイト、「エポニムの標題」が近ごろ注目を集めています。ワンクリックで「オルフェウスの提灯」やら「ケリュネイアのカーペット」やら、アカデミックな響きが生まれて永遠に遊べそう。

「タイトルを作る」を押すだけで、魅力的な言葉がランダムに生成。図らずも恐ろしい言葉が出てきてしまった

 「○○の××」の形になっているエポニム(人名や地名に由来する言葉)を学術用語等から2つピックアップし、新しい言葉へミックスする仕組み。例えば、「ブロッケンの妖怪」と「ケーララの赤い雨」を合わせて、「ブロッケンの赤い雨」といった具合です。

過去の履歴はTwitterでシェアできます。合成元の意味も表示されるので、雑学も身につく

 生成と同時に元ネタの解説が表示される親切さもあって、サービスは「ずっとやってられる」「無限にクリックしたくなる」と好評。「ギャルの角笛+オルレアンの噂で『ギャルの噂』に」「『イカの誘惑』なんてのができたが居酒屋のメニューみたいだ」など、ユーモラスな結果報告も上がっています。

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 作者は「クリスマス終了のお知らせカレンダー」や「特殊文字コードを探せる検索エンジン『とっけん』」(関連記事12)でも話題を呼んだ、Webデザイナーのたけ(@take_it02)さん。「どこか神秘的で、知的好奇心や、厨二心をくすぐるものがある」と、エポニムの魅力を語りました。

 サイトで引用されるエポニムは、数学、歴史、医学、天文学などさまざまな分野から選ばれた約200語。これらをランダムに組み合わせることで生じる新しい着想が、「小説や詞、絵など、何かのタイトル決めに困っているかたのヒントになれば幸いです」とのことです。

 たけさんはランダムに生成したエポニムを3時間ごとにツイートするbot(@eponym20)も作成。フォローしておけば、タイムラインを眺めているだけでアイデアが降ってくるかもしれません。

協力:たけ(@take_it02)さん

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