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寺を人工衛星で打ち上げる「宇宙寺院」が2023年実施予定 「寺(テラ)へ……」「テラワロスwww」(1/2 ページ)
宇宙からのありがたみ。
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テラスペースは、世界遺産である京都の醍醐寺と人工衛星による宇宙寺院「浄天院劫蘊寺(じょうてんいんごううんじ)」(以下「劫蘊寺」)の開発と打ち上げに向け業務技術提携を行ったことを発表しました。宇宙寺院の打ち上げ……テラスペース……寺宇宙(テラスペース)……!
発表によると、2023年度打ち上げ予定のIoT衛星内の区画を活用し、人工衛星に宇宙寺院の役割も持たせるとのこと。業務技術提携に伴いテラスペースと醍醐寺は「劫蘊寺実行委員会」を発足させ、宇宙寺院の運用と事務局の業務を行うとしています。
宇宙寺院は、宇宙に浮かぶお寺のこと。高度400~500キロの地球低軌道で運用を行い、約1時間半かけて地球を一周します。宇宙寺院の現在地情報などは、スマートフォンアプリで確認できるようになる予定。
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劫蘊寺は、鎮護宇宙を趣旨とする醍醐寺の法流をくむ寺院。地球を含む宇宙全体の平和と人類の宇宙での活動の安全のための宇宙法要が、醍醐寺などで定期的に開催されます。2月8日には早速「宇宙法要」が予定されており、YouTubeライブが実施されます。
劫蘊寺はすでに公式サイトが公開されており、仏像が宇宙を漂う壮大過ぎるトップページが人気となっているもよう。また、その趣旨などから「リアルサイバーパンクだ」といった声も寄せられています。
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