10歳で大黒柱になり、母親の死後引退 米元人気子役「ママにやらされていただけ、やりたくなかった」(1/2 ページ)
「やる気はなくても家計がプレッシャーで成功できた」
米元人気子役のジェネット・マッカーディが自身のポッドキャストで「俳優業なんてやりたくなかった」と本音をぶっちゃけ。“ステージママ”との複雑な関係を暴露し、波紋を広げています。
現在28歳になったマッカーディの子役デビューは本人いわく「だいたい6歳くらい」で、10歳か11歳になるころには大黒柱として家族を養っていたとのこと。自身の意思ではなく母親が始めさせたことで、裕福ではなかったという家の経済状態がプレッシャーになり、やる気を見いだせなくても成功できたと皮肉を交えつつ当時を振り返っています。
2007年にはキッズ向けドラマ「iCarly」でブレイク。当初は主人公の親友という役柄でしたが人気を得たことで、2012年に彼女を主人公にしたスピンオフドラマ「サム&キャット」がスタート。後に歌手として大成功を収めるアリアナ・グランデとのダブル主演で話題となりましたが、1シーズンで終了と短命に終わりました。
以降も映画やドラマに出演を続けていたものの、2013年には自分を芸能界へ入れた母親も長年の闘病を経て亡くなり、2017年に俳優業から引退しており、その理由をキッパリ「演技の仕事はやりたくないと思ったから」と説明。現在は裏方に回り、監督やプロデューサーへ転身しています。
ファンがショックを受けると予想しながらも「過去の自分を恥じている」と子役時代の自身や、出演してきた番組、演じてきた役柄を否定したマッカーディ。特に代表作の「iCarly」「サム&キャット」には辛辣(しんらつ)で「恥でしかない」と酷評しており、「自分が演じる役を誇りに思えて、満足できていれば、全く違う体験ができたろうに」と悔やんでいます。
両番組の人気はいまだに高く、2020年12月には「iCarly」の復活計画が報道。その他のキャストの出演が決まる一方で番組を否定したマッカーディに、ファンは「番組が好きだったからとても悲しい」「いい演技をしていたのに、彼女自身がそう感じていなかったのは残念」「復活版を見る気がなくなった」と衝撃を受けている様子。一方で「成長したということでは」と理解を示し「本音を語った彼女を責めることはできない」「これからの彼女が幸せでありますように」と同情する声も上がっています。
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