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「シーマ一筋30年」伊藤かずえさんのシーマ、日産がガチレストア 「新車時と同じ状態に戻す」

「やっちゃえ、日産!」でやっちゃいます。

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 シーマ愛一筋30年、女優の伊藤かずえさんが30年以上乗り続ける「初代シーマ」(関連記事)を日産自動車がガチでレストアします。


伊藤かずえさんが30年乗り続ける「初代シーマ」

 伊藤さんのシーマは1988(昭和63)年に登場した初代のFPY31型。平成初期のバブル期に高額商品購買需要が起こった「シーマ現象」や、当時の「3ナンバー車ブーム」の発端になった名車種です。

 伊藤さんはシーマ購入から30年を迎えた2020年10月、同じ事務所の後輩俳優である中尾明慶さんのYouTubeチャンネルに出演し、「23歳のときに同車を500万円ほどで入手して以来、エンジン交換、塗装を自分で塗り直したりしながら、現在までに地球約7周分にあたる26万キロ以上を走破した」と思い入れを述べるとともに、今後も乗り続けていくことを熱く語っていました。

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 この熱すぎるシーマ愛に日産も共感。「やっちゃえ、日産!」「日産はレストアを検討して!」といったコメントもたくさん寄せられたこと、何より伊藤さんの熱いシーマ愛に応え、日産からの感謝の思いをレストアという形で応えることが決まりました。


元気に走る伊藤さんのシーマ(画像はYouTubeから)

塗装も多くが当時のまま。ところどころやれたところも自身で補修しながら大切に維持していたそうです(画像はYouTubeから)

 「この度、このようなお話をいただき感謝しています。父と塗りなおした塗装やへたってしまったシートなど思い出が詰まっているけれどもきれいにしたい部分がどうなるのか楽しみです。レストア中も見学できるという事なので、毎日のように作業の様子を見に行ってしまうかもしれません。30年乗り続けた“シーマ”とお別れするのはすごく寂しいですが、戻ってくるのを楽しみにしています。」(伊藤さん)

 「30年以上お乗りいただいた車両を、伊藤さんが期待する“新車時と 同じ状態”に戻すレストアは非常に難しい作業となりますが、“技術の日産”に恥じぬよう、総力をあげて、伊藤さんにご満足いただける仕上がりにしたいと思います」(日産)

 伊藤さんのシーマは2021年4月からレストアを開始。3月17日から日産公式Twitterアカウント(@NissanJP)で伊藤さんシーマがレストアされていく様子を逐次公開していくとしています。


(参考)東京モーターフェス2018で展示されていた初代シーマ(写真:鈴木伊玖馬)

(参考)内装も当時の日本車最高クラスな仕立て。装備オプション多数でしっとり高級感たっぷり(写真:鈴木伊玖馬)

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