「池袋ウエストゲートパーク」が舞台化、演出は「ドロップ」監督の品川ヒロシ 原作者からも期待のコメント
2021年6月と7月に東京都で上演。
直木賞作家の石田衣良さんによる小説『池袋ウエストゲートパーク』(IWGP)が、2021年6月と7月に東京都で舞台として上演されます。演出を担当するのは、映画「ドロップ」や「サンブンノイチ」などの作品で監督を務めた、お笑いコンビ「品川庄司」の品川ヒロシさんです。
IWGPは、池袋を舞台にトラブルシューターのマコトがストリートギャング「Gボーイズ」の“キング”タカシらとともに、街で起こる難事件を解決する青春ミステリー。2000年には堤幸彦さん監督、宮藤官九郎さん脚本、長瀬智也さん主演でドラマ化され、2017年にはミュージカル化、2020年にはテレビアニメが放送されるなど、根強い人気を誇る作品です(関連記事)。
テレビアニメ版を原作とする「『池袋ウエストゲートパーク』THE STAGE」。品川さんは映像や音楽、脚本、ファッションなど、さまざまな部分でドラマ版IWGPから影響を受けたそうで、「『重たい荷物ほど持ち上げがいがあるぜ』とやる気に燃えております!!」と気合いのコメント。また、「仮面ライダー」シリーズやミュージカル「薄桜鬼」などに携わってきた毛利亘宏さんが脚本を担当し、「全身全霊を込めて作品作りに全力投球したい」と制作への熱意を語っています。
キャストは、マコト役の猪野広樹さんとタカシ役の山崎大輝さんがW主演を務める他、松本岳さん、才川コージさん、阪本奨悟さん、大原海輝さん、青木玄徳さん、久保田秀敏さん、お笑いコンビ「ダイノジ」の大地洋輔さんが出演。石田さんはスタッフとキャストが力を合わせ、「リズムと笑いと感動のある新たな世界」が作り上げられることに原作者として期待を寄せています。
原作:石田衣良さんコメント
ドラマ、アニメに続いて、『池袋ウエストゲートパーク』がステージになる。どんな舞台になるのか、原作者のぼくも楽しみにしている。演出は映画「ドロップ」の品川ヒロシさん、リズムと笑いと感動のある新たな世界を、スタッフ・キャストとともに力をあわせ、ぜひ創りあげてもらいたい。期待しています。
演出:品川ヒロシさんコメント
『池袋ウエストゲートパーク』のドラマは僕らの世代に強烈な影響を与えました。僕なんて映像も音楽も脚本もファッションも影響受けまくりました。もちろん原作も読んで興奮しました。今回、舞台の演出を僕がやらせていただけるなんて荷が重いですが、僕はとてもイタイ奴なので、「重たい荷物ほど持ち上げがいがあるぜ」とやる気に燃えております!! 今から楽しみでしょうがないです!!
脚本:毛利亘宏さんコメント
かつて興奮して見ていた「池袋ウエストゲートパーク」にまさか自分が関わることになるとは思ってもみませんでした。これだけのビッグタイトルに挑むのは本当に重大な責任です。新旧たくさんの方に満足していただけるように全身全霊を込めて作品作りに全力投球したいと考えています。懐かしくも新しいIWGPにご期待ください!
(C)石田衣良/文藝春秋/IWGP製作委員会
(C)IWGP STAGE製作委員会
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