高飛車お嬢様が“死にゲー”の世界に飛ばされ死んでも死んでも再挑戦 漫画「異世界死にゲーお嬢様」が好評(1/2 ページ)
困難を“死に覚え”で克服する系お嬢様。
高飛車なお嬢様が、高難易度ゲームの世界に放り込まれて悪戦苦闘する「異世界死にゲーお嬢様」が引き込まれる楽しさです。何度も死んでは挑戦するなか、勝ち筋を見出して突破する「死にゲー」の醍醐味が漫画に。
主人公のクランベリー・スペンサーは、尊大で高圧的で性格に難ありのお嬢様。その性根をたたき直そうと考えた父親により「バカは死ななきゃ直らない」と、死にゲーの世界へ転送されてしまいます。なんという過酷な修行。
たどり着いた先は荒れ果てた町。おともとして一緒に飛ばされた執事のセバスから状況を説明され、そんなばかなと笑い飛ばすクランベリーでしたが、どこからともなく飛んできた矢が頭に刺さってあえなく死亡します。死にゲーの洗礼が容赦ない。
とはいえゲームのことですから、彼女は「拠点」からすぐ復活。クリア済みで2周目のセバスに案内されながら、「死にゲーお嬢様」として攻略に挑戦し続けるはめになってしまいました。しかし高慢な性格が災いして、最初は失敗してばかり。ゴブリンの群れをスルーしようとして結局囲まれたり、ゴリ押しで攻めて返り討ちに遭ったり、死にゲーをなめたばかりに、死んでは復活のループにハマってしまいます。
そんな彼女も決して無能ではなく、セバスに「1人ずつおびき寄せて各個撃破」とアドバイスされるや、きびきびと立ち回ってゴブリンを見事にせん滅。気を良くして、続いて出てきた巨大なオークに挑みます。しかし、さすが死にゲーのボスキャラというべきか、クランベリーはひとなぎで頭を吹っ飛ばされてしまうのでした。
ゴブリン退治からやり直しては負けてを繰り返し、心が折れそうになったクランベリーですが、それでも持ち前の負けん気で再挑戦。パターンをしっかり“死に覚え”たかいあって、オークの攻撃を華麗にさばき切ります。コツをつかんだ死にゲーお嬢様の反攻は、ぜひ本編でご覧ください。
「ものすごくフロムゲー」「死にゲーを楽しく知れる」「過酷な難易度とお嬢様のアホさがバランス良い」などと好評を博したこの漫画、作者はイラストレーターのオヤジ草(@oyaji93)さん。かつてTwitterで公開した漫画をリメイクし、漫画サイト「コミックメテオ」に寄稿しています。今のところ読み切り形式ですが、反響次第で続編の可能性もあるそうです。
作品提供:オヤジ草(@oyaji93)さん
関連記事
最強宇宙人、格ゲーにはまる ゲームでボコられ一から練習する漫画「ゲーミングうちゅうじん」が全盛期ゲーセンの熱気にあふれる
ちゃんと7色に光る。ゲームのデータが消えて号泣する娘に何と声をかける? 「6歳児初めての絶望」描いた育児漫画にもらい泣きしそう
ファミコン、スーファミ世代は娘さんに共感してしまう……。金髪男子と眼鏡女子が放課後2人で…… 友達いない同士による“ゲーム対決”の日々を描いた漫画に「良すぎ」「続きを!」
放課後って良いですよね。友達は数じゃない、年齢や肩書でもない――年齢も立場も全く違うゲーム友達を描いた漫画に「素敵な関係」
すれ違い通信でこんな友情築けたらステキですね。憧れのゲーム会社に入社した女の子が社畜の道へ…… ところどころ実話な漫画『ますたーあっぷ!』に震える
原作者がゲーム会社に勤務していたときの話が基になっているそうです。こわっ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.