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【料理で事故った体験談】タケノコのアク抜きに初挑戦→圧力鍋が米ぬかを噴射する“逆スチームクリーナー”に(1/2 ページ)

ほふく前進しないとコンロに近づけないレベル。

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 ねとらぼ読者から、料理中に起こった危険な出来事を伺う企画「お料理で事故った話、教えてください」。今回は「圧力鍋でタケノコのアク抜きをしたらキッチンが大惨事」というお話。

連載:お料理で事故った話、教えてください

料理は毎日食べるもの。だけど、するのは意外と危ないもの。日々の暮らしの中で見落しがちな「家事にはどんな危険があるのか」「注意すべきポイント」に気付くために、いろいろな人から体験談を募集していろいろ聞いてみよう、という企画です。

タケノコのアク抜きが「圧力鍋の場合は米の研ぎ汁」とされる理由

 実家では毎年、祖母が屋外のかまどでタケノコをゆでてアク抜きをしていました。これは私が生まれて初めて、自分1人でやったときのお話です。

 場所は室内。圧力鍋に大きいタケノコ2本と米ぬかを入れ、湯量はMAX。「圧力鍋でアク抜きする場合は、米ぬかではなく米の研ぎ汁を使う」という情報を目にしたのですが、タケノコの量が多いから研ぎ汁では足りないかなと思い、自己判断で米ぬかを使いました。

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―― どうなりました?

 蒸気が噴き出す穴に米ぬかが詰まってしまったらしく、圧力鍋は「超高温蒸気+米ぬか」が吹き出す“逆スチームクリーナー”状態に。キッチン中に噴射され、米ぬかが余裕で3メートルは飛び散っていたと思います。最高に最悪の状態になりました。

 あまりの勢いに「圧力鍋が爆発するんじゃないか」と本気でおびえました。しかし、“逆スチームクリーナー”と化した圧力鍋に近づくのも怖くて。ほふく前進でコンロまで向かって何とか火を止めたあとは、噴射が収まるまで部屋の隅で小さくなっていました。

―― oh……

 噴射が収まったところでキッチンへ戻ると、米ぬかまみれ。圧力で奥までたたきつけられているような感じで、床は全面的に、壁も手の届く範囲には米ぬかが付着していて、土壁のようになっていました。

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 全て雑巾で拭き掃除することになりましたが、それ以上にツラかったのは食器カゴが米ぬかまみれになっていたことです。食器は洗い直しになり、カゴは細かいところまで米ぬかがこびりついていて、落とすのが大変でした。

 そして、鍋の中のタケノコには、若干アクが残っていました。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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