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アメリカを死神になぞらえ―― 中国大使館Twitter、物議醸した「米国が『民主』を持って来たら」ツイートを削除
「ここまで堂々とプロパガンダかますのも清々しい」など批判の声があがっていました。
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中国大使館公式Twitter(@ChnEmbassy_jp)は、物議を醸していた「米国が『民主』を持って来たら、こうなります」とのツイートを4月30日までに削除しました。削除の理由などについては現時点では特に明かされていません。
問題となっていたツイートは4月29日に投稿されたもの。「米国が『民主』を持って来たら、こうなります」との文章とともに、星条旗の衣をまとった死神が、イラク、シリア、エジプトなどと書かれた部屋のドアをノックしているイラストを転載。開いたドアの下からは大量の血が流れ出ており、恐らく民主主義を強調するバイデン政権をやゆする目的があったと見られます。また、ツイートは当初アカウントのトップに固定されており、他のツイートよりも優先して表示されるようになっていました。
これに対しTwitterでは、投稿の直後から「品がない」「ここまで堂々とプロパガンダかますのも清々しいな…」など批判が殺到。中には「え、、これ本当に大使館の公式ツイートなの?」「乗っ取られた?」など、アカウント乗っ取りを疑う声もみられました。こうした批判を受けてか、同アカウントは4月30日までにツイートを削除しています。
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また、アメリカ大使館公式Twitterも4月30日、「あの極めて不快なツイートに対して声を上げてくださった日本の皆さまに感謝いたします」とのツイートを投稿。“極めて不快なツイート”の詳細には触れていませんが、恐らく中国大使館のツイートを指しているとみられます。
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