石橋貴明が見せたリスペクト “マウンド外からの始球式”に絶賛相次ぐ「仕事場に先に上がって汚しちゃいけない」(1/2 ページ)
石橋さん「ぴゃっと投げて終わり、そのくらいのセレモニーでいい」。
タレントの石橋貴明さんが5月16日、千葉ロッテマリーンズ本拠地で開催された埼玉西武ライオンズ戦の始球式に登場。石橋さんのYouTubeで17日に公開された動画では、グラウンドで見せた謙虚な姿勢について思いを明かしました。
ベテラン芸人という立場を生かし、後輩をあらゆる方向からいじりまくる俺様芸でおなじみの石橋さん。しかし野球へはことさらリスペクトを注ぎ、始球式ではマウンドに上がることなく少し手前から投球していました。その理由について「常々思っているんだけど、彼ら(ピッチャー)の仕事場ですよ。先に上がって汚しちゃいけない」と後から登板する投手への配慮があったことを明かしています。
特にこの日はロッテ・佐々木朗希投手がプロ初登板を控えていたこともあり「私みたいなゲスな芸能人が」「ダメよダメダメ」「佐々木くんがデビューを飾るというのに、誰かの足跡が付いていたら嫌じゃない」と謙遜。フィールドを料理店に例え「板前のまな板と包丁を使って、素人が料理しますか?」と語り、そもそも始球式というイベントの在り方について「ぴゃっと投げて終わり、そのくらいのセレモニーでいい」と持論を語りました。これが帝京魂か。
とはいえ芸人という立場から、“アグー”の愛称でおなじみの西武の強打者・山川選手をわざわざ借り出し、見せ場を作った石橋さん。動画では佐々木投手のインタビューも流され「ナイスボールでした」「ぼくのときより(スタジアムが)沸いていました」と太鼓判を押されています。また反対に石橋さんも、プロ初登板前という緊張する場面にもかかわらず、詳細に感想を語った佐々木投手について「もっと緊張しているのかと思ったら(ハートが)強いんだね」と驚き、今後の活躍に期待を寄せています。
ファンは石橋さんの気遣いに「彼らの仕事場を汚してはいけない。たしかにその通りだと思います」と感嘆。「マウンドに上がらないだけでなく、審判や両軍ベンチに礼をするなど紳士さに感動しました」「これ程プロ野球を愛しプロ野球に愛されてる芸能人はタカさんだけ」「野球人として尊敬します!」とコメントしています。
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