斎藤工、地方シアター応援で“1週間全上映”の座席購入　「見た目も中身もイケメン」と粋な支援に称賛の声（1/2 ページ）

　俳優の斎藤工さんが、老舗ミニシアター「シネマスコーレ」（名古屋）の合計35座席分のチケットを自腹で購入するサプライズを実施。映画をこよなく愛する斎藤さんの支援に、SNSでは「こんな粋な応援の仕方があるとは…！」「苦境に立たされている業界に対する素敵なエール！」など大きな反響が寄せられています。

　斎藤さんは5月27日、映画監督の若松孝二さんが1983年に立ち上げた老舗ミニシアター「シネマスコーレ」で開催されたトークイベントにリモート出演。その中で5月29日～6月4日までの1週間、全上映作品の座席を1席購入することを申し出ており、同劇場のSNSでは「トークショーで斎藤工さんから驚きのご提案をいただきました…」と斎藤さんが購入した貼り紙付きの座席が公開されました。

　斎藤さんは自身のInstagramストーリーズで、「もし行けたら行っていた魅惑のラインナップなのもあり スコーレさんにわがままを聞いて良い席を頂きました ご来場の方 良かったら遠慮なくここに座ってやってください」（原文ママ）とコメント。斎藤さんの粋な支援は大きな反響を呼び、「まさかの空席買い取り、、、愛しかない」「見た目も中身もイケメンかよ！　大好きだ！」「映画を愛する斎藤工さんらしい」など称賛の声が多く上がりました。

　筋金入りの映画好きとして知られ、映画業界、劇場への思い入れも強い斎藤さん。2020年5月には俳優の井浦新さん、渡辺真起子さんとともに、コロナ禍で苦境に陥っている映画館を応援する「ミニシアターパーク」を立ち上げるなど積極的な活動を行っています。

　また先日は、斎藤さんと映画「ゾッキ」で共同監督を務めた俳優の山田孝之さんが、人気YouTuber・はじめしゃちょーとのコラボで映画館を救うため230万円の支援を実施（関連記事）。コロナ禍の煽りを強く受けている映画業界を救うため、演者側の動きも広がっているようです。