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チョコを食べたがる1歳息子にママの“秘技”がさく裂 技と引き換えに良心を痛めた漫画から育児の苦労が伝わってくる

名案だけど自分の良心は痛むもろ刃の剣。

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 パパが食べているチョコを欲しがる1歳息子に、ママの考えたある秘技を使った漫画がTwitterに投稿されています。名案だけどちょっぴり心が痛む。


この後どうなるの……?

 作者は、1歳になる息子のこーちゃんを育てながら育児漫画を公開しているちるみとら(@chilumitora)さん。漫画は、こーちゃんのパパが「チョコの実」を食べているところから始まります。


食べたいよね、ごめんねこーちゃん

 パパがもぐもぐとチョコの実を食べる様子をじ~っと見つめるこーちゃん。幼児の目の前で食べると何が起こるのか、ちるみとらさんには少し先の未来が予見できているようですが、パパは気にはなりつつももぐもぐタイム継続。すると案の定、こーちゃんは獲物を狙うかのような険しい目つきになり、「れ!」(「それをくれー!」の意)といいながらパパのもとへにじり寄り、パパが持つチョコの実の箱を奪取しようと企てます。

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 幼い子どもにはチョコをあまり食べさせてはいけないという認識から、こーちゃんに箱を渡すわけにはいかないと奮闘するパパ。阿鼻(あび)叫喚の様相を呈してきたところで、ママはある作戦に打って出ます。


名案、だけど心が痛む

 こーちゃんに奪取される寸前のお菓子が入った箱を渡すようパパに要求したちるみとらさん。あらかじめ、食パンをひとつまみちぎっておいて、あたかもチョコの実のようにそれを箱から出して渡すという秘技を披露。先ほどまで父子の骨肉の戦いに発展しそうだった空気は一変し、こーちゃんは意をくんでくれているように振る舞うママに絶対の信頼を寄せながら、中身が違うことに気付くことなくニッコニコで食パンを食するのでした。

 効果てきめんの秘技ですが、喜ぶこーちゃんをだましていることに心が痛む側面もあるようです。全ては子どものためにやったこと、と思うしかないですね。でも胸が苦しい。

 実は、これは常とう手段で、同じ状況になったときはいつも使っている技なのだとか。仕方ないと思っていても、本来子どもが求めていなかったものをバレないように差し替えるのは、毎回うそをついているようで心が痛みますよね。罪悪感を覚えつつもその場を丸く収める秘技を繰り出すママの姿からは育児の苦労が伝わります。

 ちるみとらさんは、この他にもTwitter、ブログ「ごーごーこーちゃん」で育児漫画を公開中です。

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画像提供:ちるみとら(@chilumitora)さん

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