祖父から受け継いだ畑が無残に荒らされ…… “ハクビシン”と命がけで戦う漫画が謎の熱い展開(1/2 ページ)
まるで魔獣。
野生動物の「白鼻芯(ハクビシン)」と戦う農家を描いた漫画が、バトルモノのような激熱展開となっています。実際農家から見たハクビシンは、こんな感じなのかも……。
祖父から畑を受け継ぎ、世話を任された「たかし」。昔食べた祖父のおいしい野菜の味を再現するべく、兼業農家ながらも日々畑の世話に尽力していました。しかしある日、畑が無残に荒らされ、収穫間近だった野菜が食い散らかされてしまいます。
何が起きたのか理解できず、怒りと絶望に打ちひしがれるたかし。へたり込んでいると、ハクビシンの被害者を名乗る3人のやたら強そうな老人から声をかけられました。いわく、たかしの祖父は長年ハクビシンと戦っていたことを知らぬが仏と隠しており、畑を譲ることを最後まで悩んでいたというのです。
ハクビシンの話を聞いてしまったら、もう二度と引き返せないと覚悟を問う老人たち。苦労した野菜を荒らされた怒りに、たかしは雄たけびを上げながら戦う決意をするのでした。
こうして「白鼻芯被害者の会」に入会したたかしは、まるでバトルモノ漫画のような修行を受けることに。1年後がたつころにはムキムキの仕上がった体になり、とうとう老人たちからハクビシンと戦うことを許されます。
今や日本の農家はハクビシンによって数を減らし続けており、このままでは世界的な問題にも発展しかねないという老人たち。国の未来を託されたたかしは、とうとうハクビシンと対峙します。
わなを仕掛けた畑で、初めてハクビシンを目にするたかし。老人たちの話からは想像できないかわいらしい見た目に油断した次の瞬間、高速で飛びかかって来ました。仕掛けたわなもよけられ、激しいバトルが繰り広げられます。果たして勝者は、そして日本の未来は。その結末はぜひ漫画を読んで確認してみてください。
この漫画は新潮社コミックバンチ2019年1月号に掲載された作品で、作者はとうろうさん(@xiuFyioC0AZYEtb)。現在はくらげバンチで「勇者に敗北した魔王様は返り咲くために魔物ギルドを作ることにしました。」を連載中です。
作品提供:とうろうさん(@xiuFyioC0AZYEtb)
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